・好き！ってか、愛してる！ ページ13
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「やまと背おっきいからちょーど胸板で窒息する」
やまと「じゃあこうする」
「えっ、ちょ、」
Aを離したと思えばくるっと回してバックハグをして肩に顎をのせるやまと。
やまと「これなら苦しくないっしょ？」
「うん、でも耳に息当たってくすぐったい」
やまと「Aちゃんやらし。」
「違う！そーいう意味じゃなくて！」
やまと「てかさ、もう呼び捨てで呼んでも良くない？俺仮彼氏みたいなもんだよ！？今のとこ」
「仮彼氏って。笑」
やまと「まだ最終告白じゃないからどうしようもないけど、予約みたいなもんじゃん！俺頑張ったんだから特別感欲しい！」
「...いいよ」
やまと「やった！A〜！！！」
「なに？」
やまと「好き！ってか、愛してる！」
「っ、もう///」
やまと「うわ、耳真っ赤じゃん！かーわい！！」
「やまと女の扱いに慣れすぎてて嫌い」
やまと「慣れてないから。今の俺も相当顔真っ赤だから絶対見ないでね」
「...そう言われると見たくなる」
やまと「だーめ」
さ、行こっか。と手を取り合い歩き出すふたり。
ここでやまと × みきの映像が。
やまと「でも、ごめん。やっぱり俺の気持ちは変わらないし例え俺が選ばれなくても俺はAちゃんの事好きで居続けちゃうと思う」
みき「...そっ、か、、、」
今にも溢れそうな涙を必死で堪えるみき。
やまと「...ごめんね」
みき「っ、ずるいよっ、そんなのっ」
みきの隣を通り過ぎる時に、謝罪と共に頭をポンポンと撫でたやまとにみきの涙腺は崩壊した。
それでもやまとが振り返ることは無かった。
中間告白で結ばれたのは
あむぎり × さちな
ゆうま × 明日香
やまと × A
の3組だった。
Aが選んだのはやっぱりやまと。
報われなかった思いは何処へ向かうのだろうか。新たな恋の歯車はどう動く、、、？？
6話 end.
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作者名：yyf | 作成日時：2021年10月15日 5時
