最終局面、勝つのは side kyuhyun ページ37
｢どうですか？スルギ秘書。承認はまだですか？｣
｢はい、もう少しかかるそうです。｣
遅いっ！
麗蘭に勘づかれてしまうじゃないか！
店の前にいるキム検事はどうだ？
何か動きはあったのだろうか。
連絡してみよう。
｢キム検事。お店の様子はどうですか？｣
｢店はシャッターが閉まったままです。開ける様子はありません。｣
店は開いていない…
嫌な予感がする…
念の為、空港に待機しているシンドンヒ先輩にも確認してみるか。
｢先輩。空港に麗蘭は現れましたか？｣
｢いや、全然来ない。｣
｢そうですか。引き続き見張りよろしくお願いします。｣
｢お。任せとけ。｣
空港にも現れてないということはまだ国内にいる
麗蘭の自宅は留守だった。
店にもいない。
いや、それとも灯台もと暗しで店の中に潜伏しているのか？
踏み込みたくても裁判所からの令状が承認されなければ中に入れない…！
くそ…っ
勝利は目前だというのに…！
｢チョ検事！裁判所から令状が届きました！｣
｢そうか！キム検事！裁判所から令状が届いた！すぐそちらに向かう！｣
｢了解です！｣
よし！
これで店に踏み込める！
覚悟しておけよ！
麗蘭！
〜15分後〜
｢チョ検事！｣
｢キム検事！店に踏み込むぞ！セコムには連絡したな！｣
｢はい！いつでもセキリュティ解除できます！｣
｢よし！チョンユンホから聞いた暗証番号を入力して開けるんだ！｣
｢はい！｣
ピッピッピッピッピーッ！ガチャ！
｢チョ検事！開きました！｣
｢よし！行くぞ！｣
｢はい！｣
僕の作戦は完璧だった。
証拠もある。
逃げ道も塞いだ。
勝利は完全に僕の手の中にあった…
｢……っ？！｣
｢え…もぬけの殻…？｣
店内は何もなかった…
麗蘭どころか宝石店だった痕跡もなく、ただの空間…
その真ん中にいくつかのジュラルミンケースが置いてあった。
開けてみると……
｢お金…現金です！チョ検事！｣
ジュラルミンケースの中の現金はチョンユンホから聞いた海外の隠し口座に入っているはずの額面と同等の現金。
そして、一枚のメモ。
｢したっけバイビー…？｣
｢あ、それ北海道弁です。じゃあまたね！的な意味合いです！｣
〜その頃空港〜
｢捜せ！空港にいるかもしれない！絶対逃がすな！｣
｢はい！｣
サングラスを掛けたシムチャンミンが颯爽と現れる。｢したっけバイビー｣と呟いて出国ゲートを潜る
一年後 side kyuhyun&changmin→←フッ...僕の勝利だ side kyuhyun
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bubu(プロフ) - ayucoさん» 初めまして。お話読んで下さってありがとうございます！続きはこのお話の最後まで行くと続きが読めます。また来てくださいね！ (2018年9月7日 21時) (
レス) id: 515c9b5816 (このIDを非表示/違反報告)
ayuco(プロフ) - はじめまして！たまたまたどり着いてハマってしまいました！もし宜しければ続きを読ませて頂けると嬉しいです！宜しくお願いします！ (2018年9月7日 21時) (レス) id: 6200740a76 (このIDを非表示/違反報告)
bubu(プロフ) - ちゅんさん» シウォンはマッチョなおネエでないんですよ(笑) (2018年9月7日 19時) (レス) id: 515c9b5816 (このIDを非表示/違反報告)
ちゅん(プロフ) - シウォンはマッチョのオネェじゃなかったんだ…(笑)ハマり過ぎる(笑) (2018年9月7日 3時) (レス) id: 111056ffec (このIDを非表示/違反報告)
bubu(プロフ) - 裕さん» 了解した(￣^￣ゞ！もちろんイチャコラも盛り込みつつ更新するね！ (2018年9月6日 23時) (レス) id: 515c9b5816 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：bubu
| 作者ホームページ：http://twitter.com/comububu
作成日時：2017年8月17日 11時
