髪を伸ばす理由、髪を切る理由 ページ2
「髪…伸ばそうかな…？」
ずっとショートボブにしていたセアが、こう言ったのは事務所でピアノを弾くようになってからだった。
A「え？！伸ばすの？！オンマは賛成だよぉ！ノウルと並んだらきっとどっちがどっちか分かんないよね！」
キュヒョン「序でにアイツも女装させろ。三人並んでインスタでイイねガッポリだ(ニヤリ)」
ノウル「やめてよっ！恥ずかしいっ！セアが髪伸ばすなら私はバッサリ切るからっ！」
A「ノウル！」
キュヒョン「なんだよ。冗談なのに。」
サムチュンの冗談は分かってた。
オンマも悪気があって言ってないこともよく分かってる。
分かってたけど無性に腹が立ってその場から逃げ出した。
セア「…ノウル。」
ノウル「…何？」
セアが何を言おうとしているのかすぐわかった。
セア「…ご」
ノウル「謝ったら許さないよ。」
セア「ノウル…」
ノウル「それから髪伸ばすのやめるなんて言ったら絶交だからっ！」
分かってる。
セアは別に私を悪者にする気も何もないって。
だけどそこで謝られたら私は完全に悪者で、そんなつもりないのに余計にセアにキツくあたってしまった。
そしてそのまま家を飛び出した。
ノウル「ただいま。」
チャンミン「ノウル？！なんだ？！その頭は？！」
ノウル「何よ。変？」
チャンミン「だ、だ、だってお前その髪っ」
ノウル「ショートにしただけじゃん。」
チャンミン「バッサリ切るなんてっ！お前まさか失恋したのかっ！好きな男がいたのか？！そうなのか？！」
ノウル「…何それ。アッパ頭化石だよ。」
飛び出したその足で美容院に駆け込んでサラサラだった長い髪をバッサリ切ってやった。
セアのボブよりも短く…
セア「ノウル…」
ノウル「言っとくけどあてつけじゃないから。鬱陶しいから切ったの。」
セアがなぜ髪を伸ばしたいと言ったのか言わなくてもわかる。
嫌でも気づいてしまう。
なんでこんな時に双子なんだろうと恨めしく思う…
別に敵に塩を贈るつもりつもりも、
遠慮した訳でもない。
私はただ、
自分の気持ちに素直になれる勇気がなかっただけ…
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bubu(プロフ) - ともさん» ありがとうございます！いつかside storyで続き描けたらと私も思っています。その時はまた来てください(*^_^*) (2018年4月17日 22時) (
レス) id: 515c9b5816 (このIDを非表示/違反報告)
bubu(プロフ) - ちゃみゅさん» 最後までありがとうございます。セフン&ミレたん描くと言っときながら描けずすみませんでした！side storyでいつか必ず叶えます！ (2018年4月17日 22時) (レス) id: 515c9b5816 (このIDを非表示/違反報告)
とも(プロフ) - bubuさん。ありがとうございます。涙涙でした。またside storyお待ちしてます！本当にありがとうございます。お疲れ様でした(°▽°)！！ (2018年4月17日 22時) (レス) id: 8360f041ee (このIDを非表示/違反報告)
ちゃみゅ(プロフ) - bubuさん、お疲れさまでした(≧∀≦) 今は、セフン&ミレたんが気になります(≧∀≦) お時間がある時にご検討くださいませ(≧∀≦) (2018年4月17日 22時) (レス) id: c30748d641 (このIDを非表示/違反報告)
bubu(プロフ) - 沙羅さん» 私もそういう経験をしたばかりなので結構リンクしちゃいました(＞＜)ノウルたちが結婚してるという設定だから圭も家族がいて当たり前な年齢だなぁと。まあifの世界の事なのでアリかなと思ってます。 (2018年4月17日 21時) (レス) id: 515c9b5816 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：bubu
| 作者ホームページ：http://twitter.com/comububu
作成日時：2017年8月14日 19時
