Amour Cafe〜愛溢れるコーヒーショップ〜#2

神様のイタズラ※You視点 ページ4

ユイ｢うわーっ！オモチャいっぱい！｣





今日はユイを連れてデパートの玩具売り場にやって来た。
さすがクリスマス目前とあって様々なオモチャがたくさん置いてある。






ユイ｢ほんとに好きなもの選んでいいの？｣






毎年クリスマスはフランスに移住した私の祖父母、ユイの曾祖父母からプレゼントが送られてきていた。

今年もそのつもりだったけど、ドンヘがどうしてもユイにプレゼントを買ってあげたいという。






A｢うん(笑)ドンヘがユイに買ってあげたいんだって。｣

ユイ｢やったーっ！｣






と、駆け出すユイを注意しながら、私も義兄夫婦の子供たちへのプレゼントを探した。

ユイと違って義兄夫婦の子供たちはまだサンタクロースの存在を信じていてプレゼントを確保するのに苦労しているとドンヘから聞いて、それならば私が協力しようと手を挙げた。






A｢何がいいかなぁ…｣






ユイから目を離さないように選ぶのは一苦労(苦笑)
先にお姉ちゃんの姪っ子ちゃんたちのプレゼントを選んでユイが欲しいものを決めてからマンネ甥っ子くんのプレゼントを選ぶことにした。






小学生とはいえ、ユイより大きな学年の姪っ子ちゃんたちのプレゼントを選ぶのは難しかった。






A｢普段から必要以上にドンヘがオモチャ買い与えちゃってるもんね(苦笑)｣






それでもサンタからのクリスマスプレゼントは別物みたいらしく、どんなものでも喜ぶとお義姉さんは言っていたけど迷ってしまう。







A｢あ…そう言えばウサギが好きって言ってたっけ…｣







飼いたいけどお義姉さんがアレルギーだとかで飼えないって。
そう考えてたら、大きなウサギのぬいぐるみが目に入った。






A｢あ、あれがいいかも！｣







その大きなウサギのぬいぐるみを取ろうとした時、反対側から違う手が伸びてきた。







ぬいぐるみが大きくて姿は見えないけど互いに｢え？｣となる状況だった。






｢すみません！｣と同じタイミングでぬいぐるみの横から顔を出して驚いた。






シウォン｢A…｣







これは神様のイタズラ…？
この世で一番会いたくないやつにここで会うなんて…っ

神様のイタズラ※Siwon視点→←臨界点突破目前※Donghae視点

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す