Amour Cafe〜愛溢れるコーヒーショップ〜#2

踏み込めない気持ち※You視点 ページ2

ドンヘ｢ユイ、ベッドに寝かせたよ。｣

A｢ありがとう。座って？コーヒー淹れるね。｣







もうすぐやってくるクリスマスシーズンに向けてお店の飾りつけをお義兄さんたちと一緒にユイも手伝わせてもらった。

小さなツリーにオーナメントを飾るくらいなら一緒にやった事あるけど、ショーケースのディスプレイとか大きなツリーの飾りつけは初めてだったユイは余程楽しかったのか家路に向かう車の中で寝てしまったのをドンヘがベッドまで運んでくれた。






ドンヘ｢Aもお疲れ。｣






ドリップしている背後からピタッと密着してきた。






A｢もう…お湯が注げないでしょ？｣

ドンヘ｢もう淹れ終わったじゃん。ドリップ終わるまで時間あるし…｣







私の手からケトルをそっと奪って置くと私の体をドンヘの方へ向かせた。







A｢ん…｣






両手で私の顔を押さえて貪るように重なるドンヘのキス。
ユイが眠ったあとのドンヘは“男”に変わる。






ドンヘ｢ん…A…｣







キスをしながら服の中へ侵入しようとするドンヘの手をつい拒んでしまう私。
気持ちはドンヘに傾いているはずなのにキス以上には中々踏み込めなかった…






ドンヘ｢今日もダメ…？｣

A｢ごめん…｣

ドンヘ｢わかった…｣






断れば納得してくれた。
キスの時間は長いけど私の意思を尊重してくれるドンヘに出来る限り応えた。

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