再就職先 side you ページ4
ユノ｢終わったぞ。シャワー。｣
シャワーを終えた兄さんがリビングへ戻ってきた。
A｢脱いだもの、ちゃんと洗濯機の中に入れてくれた？｣
ユノ｢入れたよ。ちゃんと。あ、ハルコさんに連絡しといたぞ。問題なく大学に通ってますって。｣
A｢ありがと(苦笑)｣
ハルコさんとは私の母のこと。
実家から遠く離れたこの大学に通う条件として、ユノ兄さんとの同居を余儀なくされた。
ユノ兄さんとは幼い頃、親の再婚で兄妹となった。
その両親が離婚してからも、年の離れたユノ兄さんは私を実の兄として見守ってくれ、また母もユノ兄さんを実の息子のように信頼していた。
A｢兄さんのシャワーが終わったなら洗濯を…あ、ハンカチ…｣
バッグの中のハンカチを思い出した。
A｢洗濯しなきゃ…｣
バッグの中からハンカチを取り出した。
チャンミンという名の先輩のハンカチ…
返すあてもないけれど…
ユノ｢何してんの？｣
A｢え？｣
兄さんの声にハンカチを握りしめたまま振り向いた。
ユノ｢何？そのハンカチ。｣
A｢え？あ、ああこれ？借りたの…｣
ユノ｢誰に？｣
A｢誰って…｣
ユノ｢言えないのか？まさか男か？！｣
A｢ち、違うよっ！な、名前も知らない人よっ！｣
兄さんの追及を逃れるように洗濯機のあるバスルーム前まで走った。
A｢う、嘘は言ってないから…ほんとに何も知らないし…｣
自分に言い聞かせながら洗濯機の中にハンカチを入れスイッチを入れた。
ユノ｢…怪しい。｣
A｢兄さんっ？！｣
背後に立っていたユノ兄さんに驚いてビクッとなった。
ユノ｢お前なんか隠してるだろ。｣
A｢何…も？どうして兄さんに隠す必要があるのよ(笑)｣
笑って濁してその場を去ろうとした。
ユノ｢まあいい。これからは大学でもお前を見張ってやる。｣
A｢え？大学でもって？｣
ユノ｢お前の大学に空きが出るの待ってたんだ。やっと届いたわ。採用通知(ニッコリ)｣
A｢嘘…｣
血の気の引く音…
まず浮かんだのはハンカチの持ち主よりもドンヘくんの顔だった…
私は恥ずかしい side you→←まさかの再会 side you
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ちゃみゅ(プロフ) - チャンミンの声を独り占めしたい(*≧∀≦*) (2019年8月24日 19時) (
レス) id: 37bbc539fb (このIDを非表示/違反報告)
bubu(プロフ) - motomatoさん» そうですね。ワクワクして貰えるように頑張ります！ (2019年7月18日 10時) (レス) id: 515c9b5816 (このIDを非表示/違反報告)
bubu(プロフ) - 沙羅さん» ユノだけ年齢をリアルに近づけてみました。その方が今後の展開として面白いかなぁって。担当は実はまだ未定(笑) (2019年7月18日 10時) (レス) id: 515c9b5816 (このIDを非表示/違反報告)
bubu(プロフ) - wakaさん» 一応w ユノだけ年齢をリアルに近づけた。 (2019年7月18日 10時) (レス) id: 515c9b5816 (このIDを非表示/違反報告)
motomato(プロフ) - 色んなワクワクがありそうなお話ですね^ ^楽しみにしています！ (2019年7月17日 13時) (レス) id: bba7275c40 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：bubu
| 作者ホームページ：http://twitter.com/comububu
作成日時：2019年7月16日 0時
