ちょい悪オトコの目覚めた恋～yunho～ (ページ6)

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センサーびんびんじゃねえか side yunho ページ6

ユノ｢ｸｿｯ…脱げねぇ…！｣

チャンミン｢ヒョン？今帰りですか？｣

宿舎の玄関で靴を脱ぐのに苦戦していたらチャンミンが出てきた

ユノ｢今、4時だぞ。起きてたのか？｣

チャンミン｢リビングで勉強してたらそのまま寝落ちして。ベッドで寝直そうとしたら玄関で物音がしたので。足が浮腫むほど遊んでたんですか？全く。｣

ユノ｢久しぶりに友達に会って盛り上がったんだ。｣

朝っぱらからコイツの説教なんて
せっかくのいい気分が盛り下がる

やっとこさ脱いでとっとと部屋に戻ろうとした

チャンミン｢シャワー浴びてきたんですか？｣

すれ違いざま言われたセリフにドキッとする

ユノ｢外で会ってるのにシャワーなんて浴びるわけないだろ…｣

チャンミン｢そうですか？なんかいつもと匂いが違う気がするけど…｣

なんなんだよ…っ
コイツのセンサーは…！

旦那を監視する嫁みたいに浮気センサーでも働かせてんのかよ…！

ユノ｢シャンプー変えたんだ！いちいち煩い！｣

チャンミン｢女物っぽいけど｣

ユノ｢使ってねえわ！優しい香りのメンズだよ！お前も早く寝ろ！！｣

チャンミン｢どんなシャンプーですか？ねえヒョン！教えて下さい！｣

ユノ｢教えん！！｣

二重にも三重にもフィルターを貼ってAとの関係を知られないようにしてきたのに日本に来ると監視がキツくなる

ユノ｢まさか…気づいてないよな…？｣

いや、気づいていたらAのところに日本語を習いに行くわけがない

ユノ｢それよりシャンプー問題！Aにシャンプーを貰わなきゃ…あーめんどくせぇ！｣

頭のいいヤツを相手にすると緻密な計算が必要になる
それがめんどくせぇ…！