ちょい悪オトコの目覚めた恋～yunho～ (ページ9)

今日:6 hit、昨日:4 hit、合計:65,563 hit

その理由 side you ページ9

A｢もしかして…そのシャンプーってこれの事じゃないかな？｣

チャンミン｢え？｣

自分の使ってるシャンプーを持ってチャンミンに見せた
もちろん白状するためじゃない

私からシャンプーを受け取るとすぐラベルと裏の表示を読んだ

チャンミン｢…メンズだ。｣

蓋を開けてくんくんと匂いを嗅いだ

チャンミン｢…優しい香りがする。｣

A｢でしょ？私は行きつけの美容院で買ってるけど、このシャンプーってネットでも買えるはずだから、ユノはネットで買ったのかもね。｣

眉間にシワを寄せてジーッとシャンプーを見つめるチャンミン
納得したかな…？
どうなんだろう…
ドキドキしながらチャンミンの反応を伺った

チャンミン｢…そうかもしれない。ヒョンはネットで買ったのかも…｣

と、言ってシャンプーを返してくれた
ホッと胸を撫で下ろす

次の言葉を聞くまでは…

チャンミン｢…最初はヒョンに…言い方悪いけど女の影が見えてしかたなかった。ずっと前から…｣

A｢へえ…そうなの…？｣

決まりの悪い相槌しか打てなかった

チャンミン｢それが今日…先生からヒョンと同じ香りがして…もしかしてヒョンは先生のところに行ったのかもって思った…先生とヒョンはそういう仲なのかもって…｣

核心を突かれて何も返事が出来なかった
そうだとも、違うとも…

チャンミン｢僕…僕…先生とヒョンがそういう仲になるの…嫌なんだ…｣

A｢…｣

言葉に詰まった…
チャンミンは私がユノとつき合う事に反対だって言ってる…
それは…私が日本人だから…？
一般人だから…？
ううん…どんな理由であれ…チャンミンからすれば…私はユノに相応しくないと思ってる…

チャンミン｢…先生がユノに相応しくないとか、そんな理由じゃない…｣

A｢え？｣

意外な言葉に思わず声が出た

チャンミン｢ただ…僕は…先生にユノを…近づけたくない…｣

A｢え…どうして…｣

私にユノを近づけたくないって…どういう意味…？