ちょい悪オトコの目覚めた恋～yunho～ (ページ11)

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疑念再燃 side changmin ページ11

チャンミン｢あ…このシャンプー…｣

シャワーをしようとバスルームに入ったら僕の前に入っていたヒョンが忘れていったシャンプーがあった

チャンミン｢確かに…先生が見せてくれたシャンプーと同じだ…｣

これ見よがしに置いてあったシャンプー
この不自然な状況に僕の疑いは募る

ーもしかして…そのシャンプーってこれの事じゃないかなー

ー私は行きつけの美容院で買ってるけど、このシャンプーってネットでも買えるはずだから、ユノはネットで買ったのかもねー

絶妙なタイミングで先生はこのシャンプーを出してきた

それがますます僕の疑念に拍車をかける

チャンミン｢ヒョン｣

ユノ｢あ？｣

チャンミン｢これ。バスルームに忘れてましたよ。｣

リビングでくつろいでいたヒョンにシャンプーを渡した

ユノ｢おお！忘れてたか！サンキュ！｣

わざとらしいくらいの笑顔で僕からシャンプーを受け取った

チャンミン｢ほんとに先生と同じシャンプー使ってたんですね。先生に見せて貰ったものと同じでした。｣

ユノ｢だろ？言ったじゃん。｣

チャンミン｢…僕も使ってみようかな。ネットでも買えるって言ってたし。｣

ユノ｢好きにすれば？｣

ご機嫌な様子でシャンプーを部屋へ持っていくヒョンがなんか…ムカついた

チャンミン｢それじゃあ好きにするついでに、僕、先生にアタックしてみようかな。｣

ユノ｢…え？｣

ヒョンの足が止まった
こっちは見ない
見ずにこう言った

ユノ｢アタックって…お前…あの先生が好きなのか？｣

ヒョンの顔は見えない
けど明らかに動揺しているように感じた

チャンミン｢好きですよ？好きじゃなかったら通いませんよ。｣

ユノ｢告白でもするつもりか？｣

チャンミン｢そうですね。タイミングを見て。｣

ユノ｢先生につき合ってる相手がいたらどうする？！｣

やっと振り向いた

チャンミン｢関係ないです。僕は僕の気持ちを先生に伝えるだけです。いけませんか？｣

ユノ｢…勝手にしろ。どうなっても知らんぞ…！｣

動揺しながら部屋へ戻ったヒョン

チャンミン｢…絶対クロだ…っ｣

僕は確信する