オネダリ大成功の子供 side changmin ページ13
チャンミン｢ああ…今日も来ないか…。｣
缶ビールも三本目。
一気に飲みたい気持ちを我慢して、ちびちびと飲みつつ時間を潰していた。
チャンミン｢はぁ…戻してこよ…｣
陳列棚の奥に隠しておいたツナマヨを元に戻そうとおにぎりコーナーに行った。
チャンミン｢どうして来ないんだ？こんなに待ってんだぞ？ツナマヨが売り切れになんないように毎日毎日奥に隠して…｣
｢ツナマヨさん？｣
お…
その声はあぁぁ！
チャンミン｢いらっしゃい！｣
振り向けばそこに彼女がいる！
チャンミン｢ツナマヨだよね！あるよ！ほら！いっぱい！｣
ツナマヨを全部取って彼女に見せた。
最初はキョトンとしてた彼女の顔もツナマヨを見せた途端、少し表情が緩んだのを見逃さない。
ツナマヨの前で彼女は弱い、そう、最強である僕すら勝てない事をよく知っている。
ずっと彼女と過ごしていたんだから。
チャンミン｢何個食べる？1個？2個？｣
A｢えっと…1個でいい…かな？ﾊﾊ…｣
チャンミン｢はい！じゃ1個！｣
彼女の手に一番新しい賞味期限のおにぎりを渡す。
だってお腹壊しちゃいけないし。
チャンミン｢残りは戻しておくね！要らない要らない、と♪｣
彼女が来た…！
久しぶりに会えた！
自然と弾む心。
僕の胸の中のダンスフロアで音符が飛び跳ねて踊ってる。
るんたった〜♪るんたった〜♪って。
持っていたツナマヨを陳列棚に戻して、会計を済ます彼女を待つ。
チャンミン｢僕は先にテーブルに行ってるから！待ってるね！｣
と言って先手を打った。
ここでバイバイされる前に。
チャンミン｢早く！｣
と、わざと急かすと｢う、うん｣と返事した。
よっし！
引き留め成功！
自然と顔が緩む。
まるでオネダリ大成功の小さな子供みたいな僕。
ただただ嬉しくて始終顔がニヤけてた。
これが好きって気持ちか？
恋するってこんな感じだった？
ずっと忘れていた感覚が彼女といることで思い出された。
僕だと知って欲しい…
いや、知らなくていい…
複雑な気持ちが乱雑する胸の中、ハッキリしたのはまだ名前も知らない彼女に恋をしたという僕の気持ちだった…
それは勘違いだ side changmin→←子犬に見える side you
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sana(プロフ) - こんなに笑ったの初めてです。面白すぎます。チャンミンファンで他の作品も読ませていただいてますが、このお話にはまってしまいました。 (2019年10月6日 18時) (
レス) id: 7d020decc7 (このIDを非表示/違反報告)
sana(プロフ) - 初めまして。 (2019年10月6日 18時) (レス) id: 7d020decc7 (このIDを非表示/違反報告)
waka(プロフ) - ギャラ子の許可はいらないわよwOKでーす＼(^o^)／ (2019年6月10日 20時) (レス) id: 192bfaab8b (このIDを非表示/違反報告)
bubu(プロフ) - wakaさん» 何回も読んでくれてありがとう！てか、ギャラ子の許可取ってなかったね(笑)ごめーんw (2019年6月10日 15時) (レス) id: 515c9b5816 (このIDを非表示/違反報告)
waka(プロフ) - 何回も読んで思うのが、私だけじゃなく、うちのギャラ子まで登場wwwwwwww一度、言っておきたかったwwwwwwwwwwww (2019年6月5日 16時) (レス) id: 192bfaab8b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：bubu
| 作者ホームページ：http://twitter.com/comububu
作成日時：2018年10月24日 22時
