*Changmin shining you ４* (ページ11)

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不本意な人、そうじゃない人 side you ページ11

A｢面接がSM事務所だって知ってたの？｣

チャンミン｢いや。待ち合わせ場所に会社の関係者の人が来て、連れて行かれた場所が事務所だったんだ。俺だって初めからアイツの事務所だって知ってたら、社長には申し訳ないけど断ってたよ(苦笑)｣

事務所の前でシムくんと偶然会って、そのままソンさんのお店に一緒に行って、帰りに梨泰院のカフェで軽くお昼を取りながら事務所に就職した経緯を聞いていた

チャンミン｢各グループにマネージャーは何人も付いているらしいんだけど、最近、グループの活動に加え、個別の活動が増えてるらしくて。面接ってのは形だけで、もう決まってたんだ(笑)｣

A｢そうだったんだ(笑)｣

じゃ、誰かのマネジメントを任されたって事？

チャンミン｢まだ正式じゃないけど俺の秘書経験を事務所は偉くかってくれたみたいなんだ。俺の経験が生かされるならやってみようと思ってな。今日、担当する人たちと事務所で会って話をしたよ。｣

A｢担当する人たちって一人じゃないの？｣

チャンミン｢ん。二人。一人はお前もよく知ってる。｣

A｢私もよく知ってる…｣

椅子の横に置いたピンクのトルマリンが入った袋を見た

チャンミン｢そいつじゃないっ！チャンミンだ！｣

A｢チャンミンさん？シムくん、チャンミンさんのマネージャーになったの？｣

チャンミン｢ああ。不本意だが。けど任された以上はきちんとやるよ。不本意だけど。｣

何度も不本意を連呼するシムくん
確かにやりづらそう(苦笑)
でもシムくんならきちんとやるよね
どんな仕事でも手を抜かないもの

A｢じゃ、あと一人は誰なの？｣

チャンミン｢そのトルマリンのヤツと同じグループの人だった。キム・ヒチョルって知ってるか？｣

A｢ヒチョルさん？ううん。名前は知ってるけど会った事はないわ。｣

チャンミン｢そっか。あのさ…今夜うちに来たいって言ってるんだけど…｣

A｢うちにって…ヒチョルさんが？｣

大きく頷くシムくん

チャンミン｢ご飯を一緒に食べようって。仕事をするにも少しは相手の事を知りたいって思うのは俺もヒチョルさんも同じなのかなってさ。｣

シムくんの話を納得したようなしなかったような…
ともかく、帰りに一緒にマーケットに寄ってヒチョルさんをお迎えする準備をする事になった