*Changmin shining you ４* (ページ21)

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母の愛 side yunho ページ21

チャンミン母｢チャンミン…｣

A母｢チャンミンくん…｣

次の日、シムのお母さんとAちゃんのお母さんが病院に到着した。

事務所のスタッフが改めて事故の状況と今の容態を二人に説明した。

チャンミン母｢要は…ウチの息子次第って事ですね。｣

スタッフ｢はい…そう…言えます…｣

チャンミン母｢それなら心配ないわ！早くAちゃんとハナに会いたいはずだもの！ね？藤原さん！｣

A母｢シムさん…｣

気丈に振る舞うお母さんたちを部屋の隅で見ていた俺たちに気がついた。

チャンミン母｢チャンミン｣

CM｢おばさん…僕っ｣

チャンミン母｢あなたは怪我大丈夫？ごめんね…ウチの息子のせいで怪我させて…｣

自分の息子の事だって心配だろうにチャンミンを気遣うシムのお母さん。

そして…

A母｢ユノさん…あの…Aは…？チャンミンくんのそばを離れないって聞いたのに…｣

Aちゃんがいないことに気づいたお母さんが俺のところに来た。

ユノ｢はい…あの…今は別室に…｣

A母｢別室？｣

ユノ｢こっちです…｣

お母さんをAちゃんがいる部屋へ案内した。

シムが入ってる個室から少し離れた反対側の同フロアの部屋にAちゃんはいた。

A母｢A…っ！｣

点滴をしてベッドで眠っているAちゃんに駆け寄ったお母さんにこうなった経緯を説明するのは俺しかいないと分かっていても辛かった…

ユノ｢…シムがあんな状態で…Aちゃんにはショックが大きすぎたみたいで…｣

A母｢…ハナは…？ダメだったのかしら…｣

ユノ｢いいえ、今は…でも…とても不安定で…安静が必要です…でも…僕たちではどうする事も…｣

俺たちでは…取り乱したAちゃんを冷静にさせるなんて到底無理だった…

A母｢…ごめんなさいね…？迷惑かけて…｣

ユノ｢そんなっ…迷惑なんて…っ｣

A母｢しっかりしないといけないのに…こういう時こそ…｣

そう言って眠っているAちゃんの手をしっかり握った。