壊れていく少しずつ ページ47
ｳｲｨｨ……ﾝ
エレベーターが開いた
キュヒョン｢お、チャンミン？｣
チャンミン｢忘れ物だろ？ほら！｣
キュヒョン｢身分登録…サンキュ！本借りるのに身分証明が必要で出したんだ。そのまま袋の中に入れてたの忘れてて(笑)｣
チャンミン｢あざといヤツだな。そうやって先生の気を引こうと思ってるのか？｣
キュヒョン｢気を引くって(笑)つまんねーこと言ってないで戻ってご飯食べさせてやれよ。じゃあな。｣
チャンミン｢待てよっ！キュヒョン！｣
エレベーターがすぐ来てそのまま乗り込んで降りていったキュヒョン
なんだよ…！ヒョンに気に入られてるからって余裕ぶりやがって…！
荒んだ気持ちのまま家に戻ると先生がキッチンに立っていた
チャンミン｢先生…｣
ユノ｢お前ガスの火弱めるの忘れてただろ｣
チャンミン｢すみません！｣
頭に血が上ってご飯のことなんてすっかり忘れてた
チャンミン｢先生…ありがとうございます…｣
A｢…せっかく作ってくれたお料理を焦がしちゃいけないから…｣
初めて僕に話してくれた…！
目は合わなくても僕に話しかけてくれたことが嬉しい…！
チャンミン｢ぁ！すみません先生っ！先生のための料理なのにっあとは僕が｣
A｢大丈夫です…もう少しで終わりますから…｣
チャンミン｢でもっ｣
ユノ｢いいんだ。自分の意思で動いた事は止めないでくれ。これもリハビリのうちだ。な？｣
A｢……｣
黙々と手際よく僕が作った料理を仕上げていく先生…
前、二人で話した夢の話を思い出した
僕が調理師免許を取って、先生が管理栄養士の免許を取って、二人で病気やケガの人のための料理を出すお店をやろうという夢の話……
僕は今日、その一歩を踏み出したんですよ…？
そう先生に伝えたかった…
チャンミン｢先生…もし…リハビリが終わったら…また仕事に戻｣
A｢…もう仕事はしません｣
チャンミン｢え…？｣
A｢スタジオはやめます…オンニの休みが取れたら一緒についてきてもらってやめようと思ってます…ごめんなさい……もう私は教えることは出来ません……｣
チャンミン｢でも…それじゃ…先生の夢は？管理栄養士になるって頑張ってた｣
A｢夢は…見ません…そんな資格…私にはないから……｣
何で……そんな事……いうんだ……？
あれは僕と先生を繋ぐ唯一のもの……
それなのに…！
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bubu(プロフ) - wakaさん» 面と向かって言われちゃったからね。でもここで挫けないで頑張って欲しいと願いつつ次章更新します。最後まで読んでくれてありがとう！ (2018年5月6日 20時) (
レス) id: 515c9b5816 (このIDを非表示/違反報告)
bubu(プロフ) - Kazuko Yagiさん» ほんとですか？最後まで読んでくれてありがとうございます！ (2018年5月6日 20時) (レス) id: 515c9b5816 (このIDを非表示/違反報告)
bubu(プロフ) - ひろさん» ありがとう！最後まで読んでくれてありがとう！ (2018年5月6日 20時) (レス) id: 515c9b5816 (このIDを非表示/違反報告)
bubu(プロフ) - りんさん» 確かにそれもアリですね。振られた事を諦めないでくれる事を祈って次章に臨みます。最後まで読んで下さりありがとうございます！ (2018年5月6日 20時) (レス) id: 515c9b5816 (このIDを非表示/違反報告)
bubu(プロフ) - ささらさん» 最後まで読んで下さりありがとうございます。チャンミンも意地っ張りですがヒロインちゃんも...ってところかな？次章で描いていきますね。 (2018年5月6日 20時) (レス) id: 515c9b5816 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：bubu
| 作者ホームページ：http://twitter.com/comububu
作成日時：2018年4月18日 22時
