春の風の前に嵐の予感 ページ28
チャンミン｢わー！唐揚げだ！僕の大好物です！｣
A｢この前、お母様に作ってもらったお弁当の話をして下さったじゃないですか？唐揚げが入っていたらテンション上がったって(笑)お母様の唐揚げとは違うかもしれないですけど(苦笑)｣
チャンミン｢嬉しいです！いただきます！｣
約束通り、先生は定期的に僕と会ってくれ、その度、律儀にお弁当を作って来てくれた
A｢あ、そうだ。もうすぐ調理師免許の試験の申し込みが始まるんですけどどうしますか？｣
チャンミン｢調理師免許？｣
A｢はい。一般的な免許です。その免許を持っていれば飲食店を開けます。｣
チャンミン｢へえ…でも、僕でも受ける事が出来るんですか？何も経験ないのに。｣
A｢はい。筆記試験だけなので、誰でも申し込んで受ける事ができますよ？｣
チャンミン｢んーいいですね(ニッコリ)もし免許取得出来たら先生と一緒にお店が出来るかも。｣
A｢私とですか？｣
チャンミン｢はいそうです！管理栄養士の先生が考えたレシピを僕が調理する。それを病気や怪我をしている人たちに食べてもらって健康になってもらえたら嬉しいですよね(ニッコリ)｣
A｢ほんとですね…夢が膨らみます…｣
チャンミン｢じゃ僕試験受けます！必ず合格しますから！｣
A｢その前に私も頑張らなきゃ(笑)｣
こんな風に話している時間が幸せだった
会う回数を重ねる度に先生との距離がどんどん近づいてきている
そう思っていた矢先、思わぬ事態が起きた
それは何よりも厄介で一番避けたかった事……
A｢ぁ、そうだ。この前、軍の施設に料理指導に行ってきたんです。｣
チャンミン｢軍にも呼ばれるんですか？｣
A｢はい。非常時の炊き出しとかの指導で。｣
チャンミン｢へえ。そうなんですね。｣
A｢チャンミンさんのお友達の方に会いましたよ？｣
チャンミン｢へえ僕の友達。……え？｣
僕の……とも……だち……？
チャンミン｢あの……その友達って……｣
A｢同じ事務所の方です。お会いしたことはなかったんですけど、ミノやスーから名前は聞いてて、だからかな？チャンミンさんが料理教室に通ってる事もご存知で｣
いやいや……言ってねーぞ……
てか、敢えて言わなかった……
興味を持たれちゃ困るから…
A｢よろしくって言ってましたよ？キュヒョンさん。｣
オーマイガ……ッ！
呼ばないでって言ったのに side you→←距離を縮めたい
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bubu(プロフ) - wakaさん» 面と向かって言われちゃったからね。でもここで挫けないで頑張って欲しいと願いつつ次章更新します。最後まで読んでくれてありがとう！ (2018年5月6日 20時) (
レス) id: 515c9b5816 (このIDを非表示/違反報告)
bubu(プロフ) - Kazuko Yagiさん» ほんとですか？最後まで読んでくれてありがとうございます！ (2018年5月6日 20時) (レス) id: 515c9b5816 (このIDを非表示/違反報告)
bubu(プロフ) - ひろさん» ありがとう！最後まで読んでくれてありがとう！ (2018年5月6日 20時) (レス) id: 515c9b5816 (このIDを非表示/違反報告)
bubu(プロフ) - りんさん» 確かにそれもアリですね。振られた事を諦めないでくれる事を祈って次章に臨みます。最後まで読んで下さりありがとうございます！ (2018年5月6日 20時) (レス) id: 515c9b5816 (このIDを非表示/違反報告)
bubu(プロフ) - ささらさん» 最後まで読んで下さりありがとうございます。チャンミンも意地っ張りですがヒロインちゃんも...ってところかな？次章で描いていきますね。 (2018年5月6日 20時) (レス) id: 515c9b5816 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：bubu
| 作者ホームページ：http://twitter.com/comububu
作成日時：2018年4月18日 22時
