その気になればって side you ページ13
A｢はい。お弁当。｣
セラ｢サンキューA！やっとまともな食事にありつけるわ！｣
A｢そんなに忙しかったの？｣
セラ｢ん。我儘なVIPの患者もいるしね(笑)ま、こっちは雇われてるから文句も言えないけど(笑)｣
A｢だったら言ってよ。ご飯くらい作って持っていってあげるのに。｣
セラ｢ありがと！ん？どしたの？その指。｣
A｢え？ああ…ちょっと包丁で切っちゃって(苦笑)｣
セラ｢ちょっとじゃないでしょ！見せなさい。ったく…消毒くらいしなさいよ…絆創膏貼るだけじゃだめなんだからね？｣
A｢だって大したことないもん…｣
セラ｢油断しちゃだめよ。深い傷じゃなくてもここから菌が入って壊死して指切断しちゃう事だってあるんだからね。｣
A｢えーやだ、怖い事いわないでよ｣
セラ｢だからきちんと処置しなさいって言ってるの(笑)ま、この程度の傷でよかったけど、これじゃユノんち行ってって頼めないわね(笑)あんたが怪我したなんていったら大騒ぎだわ(笑)｣
A｢だからなんで私がユノさんち行かなきゃなんないの。オンニがいるのに。｣
セラ｢私が料理も家事もだめな人間だってよくわかってるでしょ？そりゃユノはそれでもいいって言ってくれるわよ？優しいから私の作った不味いご飯でも美味しいって食べてくれるし(笑)でもそれじゃ心配になっちゃう。ユノもひとりじゃ出来ない人だから(笑)｣
A｢私もうハウスキーパーじゃないんですけど｣
セラ｢でも恋人よね？｣
A｢オンニ！｣
セラ｢ユノの気持ちもわかってあげてよ。あんたが可愛くて可愛くて仕方がないんだから(笑)｣
A｢でもやり過ぎ！ミノにまで言わせて！｣
セラ｢だったらあんたも作りなさいよ。ホントの恋人。｣
A｢え？｣
セラ｢いないの？好きな人？ユノを黙らせるくらい真剣に考えてる人。｣
A｢そんな人いないもん……｣
セラ｢あ、そう。ならしばらくユノの恋人で我慢しなきゃね(笑)｣
A｢それもヤダ｣
セラ｢あー…ったく。あんたは自覚ないんだから……っ！(勢いよくドアを開ける)｣
｢うわぁっ？！｣
なだれ込むインターンたち。
セラ｢あんたが来ただけでこれよ？ったく。こんな所で盗み聞きしてないで医学書で勉強でもしなさい！！｣
｢す、すみませんっ！｣
｢失礼しますっ！｣
セラ｢あんたがその気になれば恋人なんてすぐ出来るのよ？(ニッコリ)｣
出来るのよって言われても…
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bubu(プロフ) - wakaさん» 面と向かって言われちゃったからね。でもここで挫けないで頑張って欲しいと願いつつ次章更新します。最後まで読んでくれてありがとう！ (2018年5月6日 20時) (
レス) id: 515c9b5816 (このIDを非表示/違反報告)
bubu(プロフ) - Kazuko Yagiさん» ほんとですか？最後まで読んでくれてありがとうございます！ (2018年5月6日 20時) (レス) id: 515c9b5816 (このIDを非表示/違反報告)
bubu(プロフ) - ひろさん» ありがとう！最後まで読んでくれてありがとう！ (2018年5月6日 20時) (レス) id: 515c9b5816 (このIDを非表示/違反報告)
bubu(プロフ) - りんさん» 確かにそれもアリですね。振られた事を諦めないでくれる事を祈って次章に臨みます。最後まで読んで下さりありがとうございます！ (2018年5月6日 20時) (レス) id: 515c9b5816 (このIDを非表示/違反報告)
bubu(プロフ) - ささらさん» 最後まで読んで下さりありがとうございます。チャンミンも意地っ張りですがヒロインちゃんも...ってところかな？次章で描いていきますね。 (2018年5月6日 20時) (レス) id: 515c9b5816 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：bubu
| 作者ホームページ：http://twitter.com/comububu
作成日時：2018年4月18日 22時
