シェアハウス～changmin～3rd (ページ29)

今日:4 hit、昨日:7 hit、合計:170,855 hit

挑発は得意 side changmin ページ29

｢ゾッとするってどういう意味なの？｣

まっすぐ俺を見るへジョン

…食いついた！

｢ぉ、おいっ！｣

慌てる弁護士の反応を見て更に追い討ちをかける。

挑発するのは俺には容易い事だ。

｢そういう意味ですよ。頭のおかしな人間に僕の愛するAを任せることなんて出来ない！｣

｢頭がおかしいですって？！私はイカれてなんかないわ？！｣

｢おい！やめろ！｣

｢だってチャンミンに頭のおかしい女だって言われたのよ！私はおかしくない！まともよ！｣

｢何を言ってる？！お前は精神疾患の患者なんだ！｣

｢嫌よ！チャンミンに頭のおかしな女だなんて思われたくない！｣

｢バカ！それじゃ有罪になるぞ！｣

｢構わないわ！頭が変だって思われるよりマシよ！｣

ガチャ。

言い合ってる二人を残して部屋を出た。

もちろん中の事は全て外の検事さんに筒抜けだった。

｢検事さん、これで起訴は出来ますね(ニッコリ)｣

｢ええ！もちろんです！｣

｢検事さんの言う通り冷静に話しましたよ？ホントはもっと口汚い事、言ってやりたかったですけど(笑)｣

｢言わなくて正解です(笑)相手が精神疾患で通そうしたのであそこまで言っても何も問われませんが、下手をすると名誉棄損で逆起訴されかねませんから。｣

｢はい(笑)それではあとはよろしくお願いします。｣

検事さんに深く頭を下げた。

｢お任せ下さい！｣

それからへジョンは弁護士を国選に変え、自らの罪を認めて起訴された。

あとは法廷の場でどれほどの罪か問われる事となる…。