シェアハウス～changmin～3rd (ページ16)

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検査入院&手術パート4 ページ16

「ソンさん、検温ですよ。」

いつもの担当看護師さんと一緒に今日は若い看護師さんもいた。

「ソンさん、実習生のへジョンです。退院までの間へジョンにやらせてもらってもいいですか？」

そっか。

この若い看護師さんは実習生だったんだ。

なるほど、先輩について経験を重ねていくのか。

医療系の話の参考にさせてもらおう。

「もちろんです！よろしく！」

「よろしくお願いします…では検温を。これを脇に挟んで下さい。」

体温計を持つ手に見とれてしまう

「ピッチピチ…」

「え？」

「ああ！ごめんっ！スベスベの肌に見とれちゃったハハハ(笑)」

「……ﾌｯ」

あれ…？
なんか今凄くバカにされたような……

なんて事ないか！

気のせい気のせい！

「36度7分です。」

「じゃ次は血圧計って？」

「はい。」

看護師さんに言われて私の腕を掴んだ。

「……っ？！」

プシュプシュプシュとエアを送られていつもより強く圧を感じて思わずびっくりした。

「どうかしました？」

「い、いえ！」

看護師さんに聞かれたけどへジョンさんは実習生だし、そんな慣れてないのかなぁってのと、気のせいかもと思って何も言わなかった。

「血圧は95と60です。」

「問題ないわね。それじゃ次は包帯交換と消毒の時に来ますね。ごゆっくり。」

「ありがとうございます。」

愛想の悪いのもきっと実習で緊張してるせいだと。

【ステーション】

「へジョン！どうだった？」

「何が？」

「チャンミンの奥さんの担当でしょ？どんな人だった？」

「…感じ悪い人。性格悪そう。」

「え？そうなの？」

「ちょっとちょっと！チャンミンが来るよ！」

いつもなら騒がしくないステーションも実習生たちがいるせいでざわめき始める。

「おはようございます！あれ？今日はいつもと雰囲気が違う」

「実習生たちが来てるんですよ。」

「へえ。どうりでステーションの平均年齢がグッと若返ったわけですね(笑)」

「ひどいですね(笑)」

「あの！私、チャンミンさんの奥さんの担当をやらせて頂いてますへジョンといいます！よろしくお願いします！(ニッコリ)」

「え？Aの？そうなんだ！こちらこそお世話になります！」

さっきとは打って変わって笑顔のへジョン