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そんなこんなで変わらずお店で働く毎日。
店のドアがゆっくりと開く。
「あの…」
…見ない顔や。
神山「いらっしゃいませ」
「初めてでも大丈夫ですか？」
神山「はい。どうぞこちらへ。」
「失礼します、」
そんな風に律儀に声をかけられたのは初めてで
正直驚いたけど、
きっとこういうところに来ること自体が初めてなんやろな、なんてなんとなくそう思った。
「あの、とりあえず何か度数の弱めのカクテルを…」
神山「かしこまりました。」
比較的お客さんの少ない月曜の夜。
カウンター席に座っているのは彼女だけ。
俺はカウンターの向こう側にいる彼女から少し離れたところにいた。
ひとりで静かにカクテルを飲む彼女。
どうしてここへ来たのか、職業は何か、
見た目からは何も推測できない。
ミステリアスな雰囲気を醸し出す彼女のことが気になってしょうがない。
なんとなく気になりつつも近づけずにいた。
「あの…」
すると彼女のほうから声をかけてきて。
神山「はい？」
「…お名前、何とおっしゃるんですか」
神山「僕、ですか？」
「はい」
神山「神山です。神山智洋」
「智洋、さん…」
「あ、聞いたんですから 私も答えなきゃですよね。
…私は、私は小宮A、といいます。」
神山「Aさん…」
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なこたん(プロフ) - ひのりーるさん» いえいえ！素敵な作品ですね、次の更新も楽しみにしています♪頑張ってください。 (2016年11月27日 16時) (
レス) id: 3e52d8806d (このIDを非表示/違反報告)
ひのりーる(プロフ) - なこたんさん» ご指摘ありがとうございますm(_ _)m 全く気がつきませんでした… 修正していただきました！ (2016年11月27日 16時) (レス) id: c73deeb403 (このIDを非表示/違反報告)
なこたん(プロフ) - 禁煙スペース、ではなく喫煙スペース、ではないでしょうか？すみません、気になったので(^^; (2016年11月27日 15時) (レス) id: 3e52d8806d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひのりーる
| 作成日時：2016年11月3日 16時
