Colorful Magic ４

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そっから、
大学で学んでること聞かれたり、
発展してビジネスや政治の話とかさ、

割と、会話も弾んだと思うねんけど。


嫌われんように、
粗相のないようにって、
頭フル回転やったわ。

こんな緊迫したご飯、
生まれて初めてや。







結局、泊まってき言われてしもて。

断るべきか悩みに悩んで、

中間さんが、

お言葉に甘えとき、
言うから、

そうする事に。


食事の後、
豪華なジャグジーのお風呂も入らせてもろて。


３階のともの部屋に着いた途端、
やっと緊張の糸解けた。


「あー、緊張したあ！」


窓辺にあったソファになだれ込む。

うわあ。

ふっかふかやあ。

身体が吸い込まれてく。


改めて見てみると、
ともの部屋、めちゃめちゃ広い。

部屋に冷蔵庫もソファもあって、
普通の一人暮らし用のマンション並み。


眺めも最高。


「とももおいで？」


腕引いて、俺の膝の上に乗っけたった。

とも、照れてるけど、嬉しそうや。


ともの方がちょっと高くなって、
下から見上げるアングルもええよな。

ともが俺の髪、撫でてくれてる。

あー、幸せ。


「大毅、ごめんな？
疲れたやろ？」


「あー、うん。
けど楽しかったで？
とものお父さんも中間さんも、
話、めっちゃおもろいねんな。
まさにやり手の出来る大人の男や。
憧れるわ」


「大毅とお父さん、
俺より話合うてたもんな」


「気に入ってもらえたかな？」


「大丈夫やと思うよ。
上機嫌やったし」


「恋人として認めてもらえたわけちゃうみたいやけど、一歩前進やな」


「うん。
５年経って、
お父さんも価値観変わったみたいやしな。
いつかはきっと認めてもらえると思う」


「照史さんと中間さんが、
俺の事、褒めてくれたおかげかもしれん。
嬉しいな」


「うん、
二人とも大毅の事ベタ褒めしてたって」


「照史さんはともかく、
中間さんは意外やった。
ともの事、今も虎視眈々と狙ってそうやのに」


「淳太もいつまでも俺の事だけ思ってたりせんって」


「やとええねんけどなあ」


ちゅって、唇に一瞬のキス。

ともが、幸せそうに、ふふって笑う。

あー、可愛い。


「大毅、ご飯、味わえた？
緊張しとったけど・・・」

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