Colorful Magic ４

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結局、俺の部屋で雑魚寝する事に。


片付けて，こたつの布団で、流星と小瀧が、


俺とともはベッドに潜り込む。

狭いけど、ともの体温感じて、あったかくて幸せ。



すぐに、床の布団から、
小瀧の寝息聞こえてきて、


「秒で寝たな」


言うて、みんなで笑う。


「今日、ほんまに楽しかったなあ。
高校の時に戻ったみたいやった。
こんな楽しいん、ほんまに久々やったな」


とも、何回も何回も言うねん。

忘年会、やって良かった。



俺には言わんけど、
アメリカで辛い事いっぱいあってんやろな。

これからは、俺が支えになりたい。
　

「のんちゃん、大型犬みたいやなあ。
可愛い」


ともが小瀧の寝顔、
愛おしそうに見つめるから、
もやもや。


「なあ、神ちゃんと望、いつからそんな仲良なったん？」


流星も気になっとったみたいや。

高校の時は、

小瀧はとものこと、
神山先輩呼んでたし、
敬語で話しとったのに。


「今日の昼間。
あ、もう昨日か。
スーパーで買い出ししてる時やで？
のんちゃん、素直で可愛いよな」


「うげっ、どこがやねんっ」


思わず、でかい声出してもうたし。


「素直とは流石に違うと思うけど・・・」


彼氏の流星でさえ苦笑いやで。


「流星、わがまま小瀧に手こずってるもんな」


ニタニタしてたら、
流星に睨まれたし。


「えー、めっちゃ可愛いやん。
流星に一途で」


ともの前では確かにそんな感じやったけどな。

あいつの本性、ともは知らんからな。

　
「それも違うと思う。
望、気ぃ多いねん。
あの人カッコええ、
あの人も大人で渋いなとか、
そんなんばっかり言うてるで。
望、モデルのバイトしてやるから、
周りカッコええ人だらけやしな」


意外な事にイケメンも恋愛に苦悩するんやで！

みんな平等とは正にこの事やな。


「流星、意外と鈍感やな。
それって、のんちゃんは、
流星にやきもち妬かせようとしてるんやと思うで」
　

ともの言葉に、


「へ？」


流星は真顔で驚いてるねん。

いうか、俺もびっくりやわ！

小瀧は単に気ままなヤツなんやとばっかり。


「流星、のんちゃんが他の人のこと褒めても、
妬けへんの？」

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