【黒バス】俺らキセキの世代とは違うんだけど④ (ページ5)

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藍色と飴色3 ページ5

【No side】

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『『ﾜｧｧｧｧｧｯ！』』

『今年の霞ヶ丘中、一味違ぇぞ！』

『何者だよあの一年三人！？』

花宮『ﾋﾞｯ))』

飴宮『ﾊﾟｼｯ))ｼｭｯ))』

ﾊﾞｼｭｯ！))ピーーー！！

その時はまだ…普通のプレーだった

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黄瀬「あっ！柳っち！事務所先に出たと思ったら…！」

今日の学校を早退して仕事に行った黄瀬と柳浜

だが柳浜は仕事が終わるなり、そそくさと事務所を後にした

そして黄瀬と同じく海常の藤坂と会って試合会場に来ていたのだ

柳浜「遅れたくなかったんやて、ごめんな？」

そう言った柳浜は、誠凛や霧崎がアップをしているコートへと視線を移す

柳浜「…変わらんのやな…あの人」

藤坂「ｺｸｯ…あと、今吉さんも変わってなかった」

ラフプレーをしていても、彼らにとっての主将であることは変わりない

藤坂「あ、でも少し性格悪くなってたかも」

柳浜「それは元からやて。
じゃあ、俺は桐皇の方行くな？」

そう言って柳浜が視線を向けた先には、彼が所属する桐皇バスケ部のスタメン達がいた

柳浜の角度からはよく見えないが、青峰が布から顔を出したように見えた

藤坂「…写真集とか」

柳浜「おん。俺もそう思う」

黄瀬「なんの話っスか？？？」

彼らレベルの頭脳に、会話なんてものは不要なのかもしれない

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緋花『ちゃんと戦って勝ってきてね？何よりも大事なのは、怪我とかしないことだからね？』

萩本『頑張ってくださいね！』

霞ヶ丘『『おう！！』』

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萩本「頑張ってくださいね？」

“マネージャーからの安心する一言”

過去に霞色の背中にかけたその言葉は、迷いなき笑顔で誠凛の背中にかけられた

萩本「(花宮先輩(あなた)に負けるわけには…いきませんので)」

その様子を、藍川は霧崎ベンチから眺めていた

花宮「行くぞ」

藍川「とりあえず頑張って」

藍川は______

審判「それではこれより、誠凛高校対霧崎第一高校の試合を始めます！」

「「よろしくお願いします！」」

______“天才だが天才じゃない”

勝った方がWCの切符を手に入れる

最後の勝負が始まった