【黒バス】俺らキセキの世代とは違うんだけど④ (ページ19)

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飴色と黒色3 ページ19

【萩本side】

火神君は、バスケを教えてくれた師匠のいるアメリカに行ったらしい

アメリカ…ってことは、藤坂君も知ってる人ってことだよね…？

藤坂君は、アメリカで仕事をしている父親の知り合いの紹介でアメリカ留学をしたらしい

藤坂君がアメリカに行くことを決めたのは、桜太がバスケ部を辞めてすぐのことだった

ｶﾞﾗｯ！))

日向「つ…疲れた…」

体育館で待っていると、皆が鬼ごっこを終えて戻ってきた

うん、桜太だけは軽く息切れしている程度だね

伊月「飴宮が警察役だと全員一瞬で捕まるし、飴宮がドロボー役だと誰も捕まえれないんだけど…」

飴宮「流石に黒子を探すのは神経使います」

______

景虎「リコにお前らの相手のチームのDVDを見せてもらって、水樹ちゃんの集めた情報や予測にも目を通した。
個々の能力が高く、個人技中心。一見、お前らとは真逆に見えるが、俺に言わせればあっちの方がチームプレーできてるね」

「「！？」」

景虎「勿論、奴らはチームプレーを重視しているわけじゃない。“できてる”ってだけだ。個人プレーをやらなきゃ良いってもんじゃねぇんだ。
大事なのは、一人一人がボールを常に狙う気持ち。それがあってこその連携だ。ただの仲良しこよしはチームプレーとは言わねぇよ」

景虎さんの言う通りだ

秀徳…陽泉…桐皇……“目的”がハッキリしているチームは、それだけで強さがある

景虎「例えばそこの日向(プッツン眼鏡)」

日向「(！…プッツン…眼鏡！？)」

景虎「お前、前回の桐皇戦でドリブルで抜こうとしてたろ？それがバカだ。
全国クラス相手に、わざわざ苦手分野で戦ってどうする。それよりお前は、外からのシュートだろ？
そこの伊月(キューティクルサラオ)と小金井(にゃんこ小僧)も一応3P打てるみたいだが、打てるだけで武器には程遠い。
そもそもこの間の霧崎第一戦でも、お前が初めから決めていればもっと楽に勝てた筈だ。
誠凛の生命線は自分だともっと自覚しろ。スクリーンを使わなくても一人で打てるようになれ」

それに桐皇戦ということは、青峰君に加えて柳浜君がいる

前回の桜太とは違うから、柳浜君にはある程度対応できるだろう

ただ問題は…青峰君だ

そればかりは、火神君に願うしかないけれど