【黒バス】俺らキセキの世代とは違うんだけど④ (ページ15)

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藍色と飴色13 ページ15

【No side】

「「ﾜｧｧｧｧｧｧｯ！！！」」

途中危ない場面もありながらも、WC出場を決めた誠凛

飴宮「っし！」

日向「ッシャァァ！」

伊月「やったぁぁ！！」

小金井「よっしゃぁぁ！！」

火神「ウインターカップ！出場だぁー！！」

萩本「…よかった…」

涙を隠すように視線を変えた萩本は、花宮の方を見た

こちらに近づいてくるようだ

花宮「負けたよ誠凛…あと……木吉。今まですまなかった

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なんて言うわけねぇだろバァカ！
俺の計算をここまで狂わせたのはお前らが初めてだ…一生後悔させてやる…！次は必ず…潰す！」

飴宮「…本当にそうですか」

「「！！」」

今日は全員、飴宮の急な発言に驚いてばかりだった

飴宮「俺、確信してましたよ。花宮先輩が俺に怪我を負わせる筈がないって」

花宮「…」

飴宮「言ったでしょう…？隠してるんじゃないですかって。…図星だったんでしょう…？だから花宮先輩は、“あの事件の後から全ての行動が投げやりだった”」

言われてみればそうかもしれない…

萩本「先輩、私は先輩がどうしてラフプレーをしたのか、未だに理解できません。理由だって全くわからないです。けど…私達の中では、先輩はずっと…“不器用な主将”のままで((花宮「もういい」

日向「！萩本…！」

言葉を遮った花宮は、萩本に手を伸ばし…

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______そのまま手を頭の上に置いた

「「！？」」

花宮「…悪かったな」

萩本「…え…？」

花宮「俺はお前に…」

萩本「！！…ｸｽｯそんなこと、気にしてると思ってるんですか…？」

花宮「…ﾌｯ俺((藍川「花宮不器用すぎだよ。君ホントになんなの」！ウルセェ…！」

花宮達4人が話している姿は、中学時代に戻ったかのように映っていた

______

？「…」

笠松「なんだお前見に来てたのか…

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______山吹」

山吹は無意識に左足首を回した

山吹「笠松…______」

______花宮『ﾁｯなんでだよ…！ﾊﾟｯ))』

『！！』

『！危ねぇ避けろ…！！

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______“山吹”！！！！』

______ﾄﾞﾝｯ！))

山吹『い”っ”！』

『『山吹先輩!!!』』

その日、山吹色の影はバスケ界から姿を消した

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______藍色と飴色______