藍色と飴色11 ページ13
【萩本side】
土田「“藍川に
河原「な、なんで…！？」
萩本「私は帝光じゃないので全てはわからないんですけど…藍川さんが
それに帝光で毎日一緒にプレーしていれば、他のチームに比べて
キセキの世代の相手をするのが脅威なのは、きっとそのこともあるんだと思う
飴宮「けど、それの対策は伝えてあるでしょ」
萩本「うん。勿論」
“これ”は、藍川さん達でも予測しきれなかったこと
霧崎第一のOFターンになり、黒子君が追いつけないように速いパス回しで一気に攻め込まれた
花宮先輩は多分対策立ててたんだろうな…じゃなきゃこんなに早く対応できない
けどそれは…
黒子「ﾊﾞｼｨｯ！))」
火神「ﾊﾟｼｯ))」
こちらの思う壺！
萩本「藍川さんはSG。よって、OFの時はシュートのタイミングを見計らっているんです。タイミングを見計らっている状態で、黒子君を追うのはかなり困難。つまり不意をつくことができるので、相手のDFターンよりも相手のOFターンの方が、スティールさえできれば得点しやすいってことです」
相田「！
(すごい…！)」
けどやっぱり…
日向「ｼｭｯ))」
ｶﾞｺﾝｯ！))
日向先輩の3Pがないと勢いに乗れない…！
でもその前に…
相田「！…」
ビーーーッ！ 審判「誠凛、
相田「話すことはいくつかあるけど…その前に、限界ね…交代よ、鉄平」
木吉「え…もう少しなんだ！それに今抜けたら…！」
相田「ダメよ！去年と同じようなことが起きるくらいなら…恨まれた方がマシよ…！」
飴宮「安心して引き下がってください」
木吉「！飴宮…」
飴宮「俺ら、約束破るような人間じゃないんで。それに…インサイドなら俺に任せてください」
「「！！？」」
福田「でも飴宮、SFじゃ…！」
飴宮「えっ、なら誰がインサイド行くの、ラフプレー耐えれなくなるよ？
…俺が相手なら…大丈夫だから」
きっとこの言葉を理解しているのは…私と桜太だけ
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作者名：湊 | 作成日時：2020年8月1日 19時
