青色と黒色8 ページ9
【飴宮side】
相変わらず青峰の動きは読めないな…
中学時代、ポジションは違ったけど俺が青峰のマークを担当したことがあった
その時も……互いに五分五分のスピードで戦りあっていた
けど今回はそうじゃない
一年バスケやってないと、やっぱ筋肉も落ちてるしな…
ゴールの裏からでもシュート可能となると、どうやって止めるか…
身体倒しながらでもマークがついていても、ブロックが何人いようとも……
抜けていなくてもゴールに放れば必ず入る
そして、ドリブルをしながらでも火神が追い付けない程の速さ
青峰の動きに型はない
流石はキセキの世代エース、
真面目なバスケじゃ倒せない
あいつに…常識バスケなんて通じないんだから…
青峰「出てこいよ、テツ」
黒子「…」
20点差か……想像以上の柳浜のDFで、俺も点が取れていなかった
審判「
＿＿＿
黒子を入れてリスタート
日向先輩の3Pシュートから、少しずつ得点してきた
けど……
黒子「ﾊﾞｯ))」
萩本「(
青峰「ﾊﾞﾁｨ！))」
黒子がパスを出しても、全て青峰に取られてしまう
青峰「お前のパスを一番取ってきたのは誰だと思ってんだよ」
柳浜「っは、カッコええわホンマ」
ヤバイな……というか、
全く動けない…というのは少し言い過ぎか？
てかその前に…
審判「
【萩本side】
火神君は痛めた足を庇ってプレーし、反対の足に極端な負荷がかかっていた
もう出すことは出来ない
そして恐らく、決勝リーグ残り二日も…
柳浜「ﾎﾞｿｯ決まりやな」
飴宮「…
(なんだ…この感じ…)」
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作者名：湊 | 作成日時：2020年4月28日 13時
