青色と黒色7 ページ8
【萩本side】
審判「第二Q終了です！」
………
青峰君…相変わらず速い……けど
飴宮「…ノッロいな……あいつ」
降旗「え、何言ってんだよ…めちゃめちゃ速くね…！？」
飴宮「まさかあれが青峰の本気だと思ってんの…？アップがてらとか言ったけど、練習中でもあんなノロいことそうそうないと思うよ」
彼が手を抜いているのは明確だった
「「！！」」
萩本「これまでのさつきちゃんの作戦から考えると、柳浜君は後半に再び出てきます」
相田「だから、飴宮君と黒子君をチェンジよ！」
飴宮「はい」
それにしても……
萩本「変わらないプレーだね…柳浜君も……今吉先輩も」
飴宮「……」
後半はまず青峰君中心で、火神君と戦いに来る筈
今の火神君なら勝てないかもしれない……だから……
桜太が柳浜君を止めないと…！
______
【飴宮side】
第三Qに入って、青峰のスピードは桁違いに上がった……のは想定内だったとして
飴宮「…どういうつもり…？さっきから、青峰に回してばっかりじゃん…」
柳浜「……」
開始から一本もシュートしていない俺ら
柳浜「ﾀﾞﾑﾀﾞﾑｯ))………失望したで…宮ちゃん」
飴宮「は……？」
柳浜「ﾀﾞﾑｯ))」
！！速い…！
柳浜「ｼｭｯ))」
ｽﾊﾟｧｯ！))ピーーー！！
柳浜の3Pに観客から歓声が上がるが、俺の頭の中は疑問符だ
どういう…ことだ……？
柳浜「ﾎﾞｿｯまるで…楽しんでバスケやってたのが嘘みたいな目しとるやん…」
火神「っ……！
(もう少し耐えろ…俺の足…！)」
萩本&飴宮「「…」」
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作者名：湊 | 作成日時：2020年4月28日 13時
