【黒バス】俺らキセキの世代とは違うんだけど② (ページ31)

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黄色と青色3 ページ31

＿＿＿in桐皇控え室

【No side】

決勝リーグ誠凛戦と同様、桐皇の控え室には静かな空気が流れていた

そしてその原因も同様で…

今吉「どうや桃井、繋がったか？」

桃井「ダメです、全然…」

青峰が到着していなかったからだ

今吉「にしてもホンマ、青峰のルーズさには参るわ…」

若松「つーかもういなくてもいいっすよあんな野郎！」

桜井「スイマセン、スイマセン！！」

柳浜「ﾊｧ…」

口々に述べる選手達を見ながら、柳浜は軽くため息をついた

若松「ここまで全試合遅刻！来ても試合はテキトーに流すだけ！どうせ今日も遅刻っすよ！！」

桐皇監督(原澤監督)「流石に今日ばかりはいないと困りますねぇ…彼抜きでスタートして勝てる程、甘い相手ではないですよ」

“キセキの世代が相手”

桐皇にとっても、キセキの世代達にとっても初めてのことだった

しかし、そこに青峰の声は響いた

青峰「ウース、何か言ったかよ？」

「「！！」」

桐皇監督(原澤監督)「アップは…済んでるみたいですね」

青峰「ああ、今日は流石に俺いないとキツイっしょ」

桃井「もう、毎回心配させないでよ！」

青峰「相手が黄瀬だぜ？遅れるわけねぇだろ。ずっと楽しみにしてたんだぜ？あいつと戦るの……なんせ、俺が本気で潰せる、数少ない相手だからな…」

柳浜「…」

だが、柳浜や桃井含め桐皇選手は知らなかった

＿＿＿＿＿＿ということを…

＿＿＿

萩本「始まりますね…試合」

相田「両校戦って、正直な感想は桐皇の方が上…」

海常高校(黄瀬涼太)VS桐皇学園(青峰大輝)

相田「それにしてもこの会場……チラホラだけど、バスケに興味なさそうな女の子がいるわね…」

そして誠凛は全員思った

「「(絶対に黄瀬のファンだ)」」

と……