【黒バス】俺らキセキの世代とは違うんだけど① (ページ40)

今日:11 hit、昨日:1 hit、合計:72,640 hit

柳色と桃色3 ページ40

【No side】

かなりｼﾝとした空気

それを破ったのは黒子だった

黒子「とりあえず何か頼みませんか？お腹減りました」

その後に火神が、恐ろしい程の量頼んでいたが

＿＿＿

黄瀬「緑間っち…負けて悔しいのはわかるけど、ほら、昨日の敵はなんとやらッス！」

緑間「負かされたのはついさっきなのだよ！むしろお前がヘラヘラ同席してる方が、理解に苦しむのだよ。一度負けた相手だろう？」

その言葉に、黄瀬の目の色が変わる

黄瀬「そりゃあ…当然リベンジするッスよ、IHの舞台でね」

動きを止める黒子と火神

黄瀬「次は負けねぇッスよ」

火神「ッハ！望むとこだ！」

しかし緑間は、いまいち納得していないみたいだ

杏谷「涼太、なんか変わったねー」

杏谷が少し離れた席から黄瀬に声をかける

黄瀬「え、どの辺がッスか！？」

緑間「確かに黄瀬、前と少し変わったな。目が……変なのだよ」

黄瀬「変！？」

杏谷「いや、そこまでは言ってない
(てか目が変って何？？)」

飴宮「変なのは黄瀬の目じゃなくて緑間ですよ」

黄瀬「……まぁ、黒子っち達と戦ってから、前より練習するようになったッスかねぇ…
あと最近思うのが、海常の皆とバスケするのが、ちょっと楽しいッス」

緑間「……どうも勘違いのようだ。やはり変わってなどいない。戻っただけだ、三連覇する少し前にな」

そう言いながら、緑間はお好み焼きを食べる

黒子「…けど、あの頃はまだ、皆そうだったじゃないですか」

緑間「お前らがどう変わろうが勝手だ。だが俺は楽しい楽しくないでバスケはしていないのだよ」

火神「…お前ら、まじゴチャゴチャ考えすぎなんじゃねぇの？楽しいからやってるに決まってんだろ、バスケ」

火に油を注ぐような発言をした火神だが、緑間の怒りは別のものへと変わった

緑間「…とりあえずその話は後だ。高尾、ちょっと来い」

緑間の頭にお好み焼きが“飛んできた”からだ

上記を見てわかる通り、犯人は高尾

緑間は高尾を連れて外に出た

その後は悲鳴が聞こえたとか…

黒子「火神君の言うとおりです。今日試合をして思いました。つまらなかったら、あんなに上手くなりません」