♯Color〜sexybody〜SakuraiPART6♯

♯Color142 ページ10

翔Side


A「ねぇ〜何話してたの？」

翔 「何でもないよ」

A「秘密反対！(笑)」

翔 「なんだよそれ(笑)」

A「フフ」


さっきから、Aのお父さんと話していた事を聞いてくる


絶対に言えないんだけど////


翔 「それより、家に帰るのか？」

A「・・・ううん」

翔 「・・・？」


オレが不思議に思っていると、Aはホワイトのスマートフォンを出すと誰かと話しだす


A「うん。分かった。待ってるね」


そういうと電話を切る


A「ちょっと待ってよ」

翔 「誰か来るのか？」

A「うん。潤と和が」

翔 「？」

A「・・・あたしも」

翔 「え？」


何かを言ったAのほうを向くとまっすぐ見つめてくる


翔 「A・・・「翔」


その声は、力強くもどこか不安そうな声だった


A「・・・あたしが留学して分かった事。何だと思う？」

翔 「・・・」

A「大切な人と離れるとすっごく不安になって自分が孤独に感じる」

翔 「・・・」

A「つまりはね。翔はあたしにとってすっごく大切な人なの。
だから、翔にはいつまでも笑っててほしい・・・」


段々と話が分からなくなる


翔 「ちょ、ちょっと待って、何の話？」

A「・・・あたしの口からは言っちゃいけないよ」

翔 「・・・」

A「・・・ついてくれば、分かるから」


そう、悲しそうに笑うとAは今来た潤の車に乗り込んだ


A「翔も乗って」


そう、言われるがままにオレはのるしかなかった＿＿＿

♯Color143→←♯Color141

ラッキーアイテム

革ベルト

ラッキーカラー

あずきいろ

ラッキーナンバー

8

ラッキーアルファベット

X

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す