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第 14 話 ページ16






冷たい風が吹き抜ける。近くの一軒家から子供の笑い声が聞こえ、そうだ、今日はクリスマスだったと思い出す。
清水は握っていた包丁をもう一度握り直した。その様子を見て今泉は薄く笑う。


「今度はさ、大地くんと協力して来なよ?」
「…もう何回もやり直してるし……大丈夫かな……。」
「大丈夫だよ、その人(・・・)私に会いたいって言ってくれてるんだから。」


俺の名前が出たことに心臓が跳ねる。
俺が過去に戻されたのはやはり意図的だったのだと確信した。そしててっきり清水が時を戻した張本人だと思ったが、それはまた別の人間らしい。

そしてその時は来る。


「じゃあ、またね。」
「うん。」


ドッと聖なる夜に似つかわしくない音が静かな空に響く。今泉はそのまま清水に倒れ込む。清水は咄嗟に今泉を抱き締めた、そのまま今泉の手は脱力する。
途端に視界が暗くなっていき次に目が覚めたのは高3時のベッドの上だった。

…夢とも思ったが学校に向かうとやはり夢ではないことが分かった。
清水は俺を見るなり女子更衣室に引っ張っていった。今日は偶々部活がない日だったから良かった…。俺は清水の泣きそうな顔を見てあれは本当にあったんだと確信。それと同時に清水は今泉の死について話し始めた。





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(プロフ) - コメントありがとうございます👌めっちゃ掛け持ちしてるので更新が遅くてすみません。早めに更新出来るように頑張ります! (2023年5月12日 18時) (レス) id: c735372d58 (このIDを非表示/違反報告)
ねこみや(プロフ) - めっちゃ好きです、、続きが気になる( ; ; ) (2023年5月12日 7時) (レス) @page8 id: 3ca32de087 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2023年2月27日 8時

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