第 11 話 ページ13
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十二月二十五日。クリスマス当日。
俺は普通のジーパンに白ニット。ニット帽と斜めかけバックと少しおしゃれをした。
待ち合わせ場所に向かうと白のスカートに茶色のコートを着た今泉がスマホを見て待っていた。
「今泉」
「大地くん」
俺に軽く手を降る今泉。雑談をしながら、電車に乗るために駅へ向かう。
今日、俺と別れた後事故にあって死んでしまう。
それを防ぐために戻ってきたのだと改めて実感した。
「仙台あんま行ったことないんだよねぇ。」
「そうなのか？」
「うん。部活とかもやってなかったし、用事もないしね。だからいつもテレビとかで見てたあのイルミネーション見れるの楽しみにしてたの。」
電車に乗り恐らく帰宅ラッシュの車内は席が空いていなかった。ドアの近くの手すりに掴まり今泉も近くの手すりに掴まる…と思ったが俺の腕を掴んできた。
正直、マジで心臓が飛び出ると思ったが今泉は平然としていたし人目が気になったのでとりあえず窓の外を見ていた。
「おおお……！」
視界一面に広がるキラキラ達。雪とイルミネーションのコラボレーションである。天気のお姉さんが雪が降るとは言っていたので一応傘は持ってきたが激しくはないので差さずにイルミネーションツリーの前に立つ。
「……きれい」
そう呟く君の目は少し揺れた。
第11話▪当日
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夏(プロフ) - コメントありがとうございます👌めっちゃ掛け持ちしてるので更新が遅くてすみません。早めに更新出来るように頑張ります！ (5月12日 18時) (
レス) id: c735372d58 (このIDを非表示/違反報告)
ねこみや(プロフ) - めっちゃ好きです、、続きが気になる（ ; ; ） (2023年5月12日 7時) (レス) @page8 id: 3ca32de087 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夏 | 作成日時：2023年2月27日 8時
