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にのの家のリビングに行くといくつか賞状が飾ってあって


そこには色んなコンクールの名前の下に優勝とか総理大臣賞とか書いてあって




「すご、」




本当ににのの両親は料理人でしかもすごい人なんだと理解する




「と言ってもあんまり家で作らないけどね」


もともと帰ってこないし、とにのが言う




仕事で作ってたら家で作りたくないよな…(やったことないのに←)





「ほら、突っ立ってないでやりますよ!」





その日からスパルタ(?)料理指導が始まった






.






基本的に朝ごはんはパンにして、お昼は俺はコンビニ、修は白ご飯だけ持っていくからいいとして、


問題は夕飯





「弟くん幼稚園生なんでしょ?」


「うん」


「小さい子が好きな料理ってなんだろ…」







ぶつぶつと独り言を言いながらテキパキと準備をするにのはなんだか普段と違うような気がして



でも、その姿を見てるとサッカー部でマネージャーとしてあれだけ動くのもわかる気がした







.







初めて教えてもらったのはオムライス



あれってすごい難しいのね←



みじん切りするわ、ごはんに色々調味料入れるわ



そして問題の卵






俺は全然スクランブルエッグみたいなやつで良かったのに、あの切り込みいれて左右にふわっとなるやつ(語彙力)にした方がいいってにのがどうしてもこだわって


そこが料理人の血を受け継いでるというか、


あれを完成させるのにむちゃくちゃ時間かかって





「ああ"〜出来た〜!!!」





出来るようになった頃にはにのも俺も疲れ果てていた







.

*→←*



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(プロフ) - awxぺぷちんさん» ありがとうございます!亀更新ですがこれからもよろしくお願いします! (2019年2月3日 22時) (レス) id: c2d3d8d027 (このIDを非表示/違反報告)
awxぺぷちん(プロフ) - 待ってましたー おぉっ!山夫婦はクラスバラバラ状態ですか、これはこれからの展開が面白くなりそうですね! (2019年1月27日 9時) (レス) id: 3bb69d1c12 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2019年1月21日 0時

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