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安「Aちゃん……？」
昨日の大倉からのLINEのせいで
練習中も大倉を目で追ってしまう。
安「Aちゃんって大倉のこと、好きなん？」
唐突にヤス君が言うから、吹き出してしまった
「なっ、何でっ」
安「え？Aちゃんホンマ分かりやすいで」
第三者のヤス君にはすぐに気付くのに
なんで大倉は気付かないんだろ
「そんなに分かりやすいかなぁ…
ごめんね、練習に集中しなきゃね」
私は気合いを入れて
足首のハチマキを結び直した。
「ヤス君、そんなに私分かりやすかった？」
安「、僕はAちゃんのこと
よう見とるから。」
え、それってどういう…………？
私がフリーズしてると
安「何しとるん？練習するで、」
ヤス君は笑顔で言ったから
少し安心して、少し残念がってる自分がいて、
私、何を期待してたんだろ
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