10話〜勝己＆出久 ページ13
あれから2年が経ち、
私は小学生になった。
もちろん、まだ個性強化訓練を
受けてるよ……
相変わらず私は
ヒーローや個性持ち、大人が嫌いだ
6年生になった。
かっちゃんに見つかった。
小学校同じだが、学校で会っても無視してた。
けど、今捕まってしまった。
爆「おい！無視すんなよ!!」
貴「なに？私忙しいんだけど」
本当は忙しくない。逃げたいんだよ
爆「「なに？」じゃねぇ。なんで、あの時から来なくなったんだよ❗いつも来てたじゃねーか。」
あの時……個性発動した時か
貴「ん。私は……あの頃とは全然違うから」
嘘はついてない。本当の事。
爆「確かに違うみてぇだな。なんで両足両腕に包帯巻いてんだよ？小学校入学式の時もしてた。怪我ならとっくに、治ってるはずだ」
治っても治っても傷つけられるから治らない
貴「かっちゃんよく観察してるね。そうだよ。これは治っても治っても治らない怪我。見せてあげるよ…」
と言い、包帯を取って見せた。
爆「ﾂっ……。なんで治らない傷なんだよ…それ普通に怪我したんじゃねだろ…??」
確かに違う、ナイフなどで刺されたり切られた。
母は治癒力upを使ってくれない
貴「それは答えられないや。」
だってかっちゃんがこれに巻き込まれたら
かっちゃんの夢の『ヒーロー』になれないよ。
爆「じゃあ、Aの個性はなんだよ。俺と同じ個性か？」
貴「違うよ。確かにあの時見せたのはかっちゃんと同じ個性だね。私個性は『言の葉』言葉にしたことが出来る。例えば「火」」
と言うと手から火が出て髪の毛も赤になる。
爆「なるほどか。じゃあお前はあの時から来なくなったんだ？さっき答えてないだろ」
かっちゃんが言ってる間に包帯を巻き直す。
貴「ごめんだけどそれは言えない」
言ったら巻き込まれる
爆「俺には言わずにくそナードには言うのか？そりゃくそナードの方が好きだろうからなぁ」
違う。どっちも好き。
貴「出久にも言わない。私が言うまでまっててほしい。それと私が壊れたら、その時はかっちゃんが
”助けてね”。」
爆「あぁ。いつでも助けてやるよ」
爆豪勝己side
こいつ何を抱えてるんだ。
俺と会っても無視する。
だから追いかけて話しかけた。
あいつは、
私が壊れたら助けてね
って言いやがった。
こいつは何があるんだ。??
俺はこいつを助けたいと思った。
待ってろよ。絶対俺が助けてやるよ。
それまで耐えてくれよ……
爆豪勝己side終わり
私は出久にも捕まり
かっちゃんと同じ事を話した
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作者名：cohaharu32 | 作成日時：2020年12月25日 3時
