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6人掛けの机に向かい側の右端に大野さん、真ん中に櫻井さん、左端に松本さんが座っている。
で、大野さんの前の席に相葉さんが座って、ここにおいでよと隣の席を指差された。
お邪魔しますと一礼してから座ると、左隣から迷子にならなかった？と声がした。
二宮さんがからかうような目つきで私を見ていた。
私はスマホをかざして、これがあったから大丈夫でしたと小声で伝えたら、二宮さんはなにそれと緩く笑った。
「そこのお二人さん。早速2人の世界作ってるねえ」
大野さんの声に思わず顔を上げる。
すると、他の3人も一斉に頷いていた。
「ち、違います！」
「別に照れなくっていいってば♪」
「照れてないです！」
「倉野さん、顔が真っ赤だよ」
「潤、逆に追い打ちかけてる」
二宮さんはこの喧騒には入らず、楽しそうにくくっと口を押さえて笑っていた。
楽しんでる、絶対に。
私が狼狽えるのを見て楽しんでる…！
きっと睨みつけても二宮さんはまだニヤニヤとしている。ダメだ、助けてくれなさそう。着いて早々なのに、どっと疲れた気がする。
まあ緊張で固まるよりはいいのかもしれないけど。私は誰にも気づかれないように、小さくため息を吐いた。
この間、二宮さんのお見舞いに行った後で、相葉さんに丁寧に謝罪をされた。
お詫びに今度奢るよと言われてたけど、それがせっかくなら皆で集まろうという話に膨らんだらしい。気づいたらこの5人＋私の計6人の飲み会が決められていた。
1対1とか2対1ならまだどうにか頑張れる。
でも5対1でこのイケメン集団と同じ空間にいるなんて、嬉しい通り越して、動悸息切れ目眩がして食事どころじゃない。
なんて訴えられる訳もなく。
なんとか格好だけでもと気合を入れて臨んだのだけど、開始早々これだと先が思いやられる。
まだわあわあと話していたメンズ達にむかって、うるさいよお前らという声がした。
「あんまりうるさいとつまみ出すよ。女の子も困ってるだろ」
そう言いながらカウンターの中から板前姿の男の人が出てきた。男性陣はみな口々にすみません、と頭を下げている。
凄い、鶴の一声だ。
でもそんな風に話す板前さんも優しく甘いマスクのイケメンさんだった。
凄い、いまこの店内、イケメンの比率がおかしい。
どっかの磁場が狂ってるんじゃないかと本気で考え始めた私の隣で二宮さんも
「ヒロシさん、ごめん」
と頭を下げていた。
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よっしー - 2度目です。何回読んでもいいですね(*^.^*)本当に更新待ってまーす＼(^o^)／ (2018年4月29日 11時) (
レス) id: a1ac4d5582 (このIDを非表示/違反報告)
みぃこ(プロフ) - こんにちは☆これからも更新楽しみにしてます(*^^*) (2017年9月25日 13時) (レス) id: 22f30ee0ea (このIDを非表示/違反報告)
東(プロフ) - よっしーさん» コメントありがとうございます！ちょっといま更新が滞っていてすみません…！でも続きが読みたいのお言葉が嬉しくて頑張れそうです。もう少しお待ちください(*^_^*) (2017年7月11日 22時) (レス) id: 9502643afc (このIDを非表示/違反報告)
よっしー - とっても続きが楽しみです(^o^)更新まっていますね(^_-)ニノの過去がちょっと気になるかな？“もう彼女なんていらないわ”ってセリフ気になる〜。早く続き読みたいです(^o^)/ (2017年7月4日 21時) (レス) id: aab48ffb53 (このIDを非表示/違反報告)
東(プロフ) - あさみさん» 嬉しいお言葉ありがとうございます！早々に相葉さんを登場させてしまってすみませんヽ(；▽；)ノこれからも甘い雰囲気を心がけて書いていきますね！ (2017年5月27日 2時) (レス) id: 69438d7547 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：東 | 作成日時：2017年5月11日 0時
