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今日はるいとうみくんの快気祝い♪
本人不在だけどｗ
「るい〜、大変だったね」
友「年末年始は生きた心地がしなかった…」
うみくんが体調を崩す前から全然会えてなかった上に、しばらく連絡もとれず。
友「まだ会えてないけど、海人もやっといつもの感じに復活してきたから…ひとまず安心」
「ほんと、よかったね」
ふたりでウルウルしながら、ケーキをモリモリ食べたｗ
友「そばで支えられないってすごく堪えた。海人は「うつさなくて良かった」っていうけどさ…一緒に暮らせたらいいのに」
「ゆくゆくは家族ぐるみの付き合いができたらサイコーよね。それ、絶対楽しい！」
〜〜〜もしもの話〜〜〜
ちかちゃんの半年あとにうみくんとるいの間に生まれた子ども・るかくん。
生まれた当初から姉弟のように一緒に過ごしてきた。
「今さらだけど、海斗くんが名前を「ちか」にしようとした時、せめて「みか」を提案すればよかった…」
友「まぁまぁ、もう諦めなってｗはい、ふたりともクッキー焼けたよ〜」
わーい！と可愛い子たちが走ってきた。
る「僕、これがいいー！」
海「おい、ちかちゃんに先に選ばせてあげなきゃ。“最高彼氏”になれないぞ」
る「あ、そっかぁ」
『なんだよ、その“最高彼氏”って…？』
るかくんは生まれもってのプレイボーイ感に加えて、うみくんの英才教育により、着々と女の子の扱いがうまくなっていた。
る「ちかちゃん、ごめんね。好きなのどうぞ」ニコッ
ち「ありがとう、るかくん」キラキラ
「るかくんは優しいね〜」
『…………』
『A、ちか、寝たよ』
ちかちゃんを寝かしつけて戻った海斗くんはさえない顔をしていた。
食器を洗う私にバックハグしながら、
『ねぇ、ちかはさぁ、るかと元太だとどっちが順位は上なんだろう』
「新たな彼氏候補の出現に心配してるの？ｗｗｗ」
『笑い事じゃないよ！』
「ｗｗｗごめんごめん。今のところ、げんげんと結婚する〜って言ってるけどね」
『それも問題なんだよ！なんで「パパと結婚する」じゃないんだよ』
「あ〜、それは私のせいかも。ちかちゃんと少クラみながら、パパが世界で一番カッコよくて大好きって言っちゃって…」
『A〜〜〜』デレデレ
「そのあとから、ママはパパと結婚したいのね、ってちかちゃん言ってるから私にパパを譲ってくれてるのよ。ごめんね〜」
それを聞いた海斗くんは『許す！』と叫んで、さらにきつく抱きしめてきた…。
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作者名：みー | 作成日時：2020年11月23日 0時
