家政婦のミタさん【番外編】 (ページ16)

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『失礼しま～す』カシャッ

翌朝、眠っている海斗くんをそ～っとまたいでベッドからおりた。
しっかり寝顔を写真に収めさせていただきましたｗ

リビングに“今日は起こさなくていいよ”とメッセージ。
ピザトーストとスープを用意して、元太さんのうちに向かった。

「おはようございます。もうおでかけですか？」

元「仕事前にＫと買い物に行くんだ。夕飯、うちでＫも一緒にいい？」

「もちろんです。ランチで何を召し上がったかをお知らせください」

元「りょーかーい、んじゃ、いってきまーす」

久しぶりの元太さんのおうちはいい感じに散らかっていたｗ
洗濯物はしてくれていたみたいだけど、乾いたものがどっさり！
やりがいがあるわ～ｗ

そんなこんなしているうちに、もう夕方…。
ランチはパスタにしたから、がっつりご飯がいいとのリクエストなのでトンカツでも揚げましょうかね～。

元「たっだいま～、A～♪」

松「何だよ、お前ｗちゃかに怒られんぞっ！」

ご機嫌な様子の元太さんｗ
松松でいるといつも楽しそうにしている。

海斗くんも松倉さん大好きだもんな～。
今日はもう帰ってきているのかな？

「おかえりなさいませ」

元「あ、Aちゃん、ちゃかのことが気になってるでしょ？今日は寄るところがあるって」

あ、顔にでてたｗ

夕飯を食べながら、話は海斗くんの髪型になった。

松「Aちゃん、ちゃかのメッシュはイヤだった？」

「えっ？いえいえ、そんなことないですよ！」

元「なんか気に入ってなかったみたいって、ちゃか言ってたよ？」

松「俺らでかなり悩んで、あれがいいってしたのにな」

(回想～松倉side)

『ちょっと相談がある』

ちゃかが珍しく俺らに言ってきたから、てっきり「ちか」のことかと思ったら…

『髪、変えたいんだけど…どんなのがいいと思う？』

Aちゃんがびっくりするようなちょっと色気のある感じにしたいと言ってきた。
それはいい！「ちか」なんて女に目がいかないようにと、俺は全力で力を貸すことにした。

松「あんまり奇抜にするより、ちゃかは基本変えないでいった方がいいよな」

元「長さもそんなに変えないけど雰囲気をガラッと変えるには…」

松松「メッシュだな！」

「海斗くん、私が気に入ってないと思ってるんですか？？直視できないくらいカッコイイって思ったのに…」

松松「えーーー！」

松「今、あいつ美容院に行っちゃってるよ！」

「え～(泣)」

幻の金メッシュとなった…。