＊G＋Ｍ ページ12
(元太side)
思い切って、Aちゃんに告ってみたけど、やっぱりやんわりと断られた。
元「年下はダメ？？」
「海斗くんも年下ですよｗ元太さんは本当はしっかりされてますし、海斗くんよりもずっと大人だなって思います」
元「ちゃかより大人ね…。ほんとAちゃんの基準は何でもちゃか！いいな〜、ちゃか！俺もこんなに大事にされてぇ〜！」
「元太さんは…“私が海斗くんにしているようなことをしてくれる人”を求めているんですよ」
Aちゃんは俺の髪にそっと触れ、頭をなでてきた。
「私たちの関係をいいなと思ってくださっているのなら嬉しいです。たぶん元太さんと先に出会っていても、私は海斗くんに会った時点で惹かれてしまいます」
「元太さんにもきっと…元太さんを一番に想ってくれる人が現れますよ」
あ〜、このまま押し倒せたらいいのにな。
俺の理性を全部集めて耐えている。
なのに…
「ほら、こうしていてもドキドキしないでしょ」
Aちゃんは無邪気に笑う。
だから俺も無邪気なふりをするよ…。
(宮近side)
宮近めめたち、帰ったよ。こっちに戻れる?
AにLINEしたけど、なかなか既読がつかない。
元太が絡んでなきゃいいけど…。
胸がざわつきながら、返信がくるのを待っていた。
あまりにも遅いので、元太の部屋に向かった。
♪ピンポ〜ン
「あ、海斗くん！？」
『A、開けて〜』
玄関にでてきたA。
とりあえず服は乱れてないな、よかったｗ
『LINE、みてよ』
「ごめん！連絡くれてたんだね。今から元太さんがお酒飲みたいって」
『こっちで？うちにする？？とりあえず食器洗いは済ませたよ』
「片付けてくれたの？ありがと〜♪」
『たまにはねｗ』
元「くぉら！バカップル！！さっさと入れよ！！」
元太が吠えてるｗｗｗ
『元太、急にごめんな』
元「いいえ〜、Aちゃんとラブラブできたんで〜。ね〜、Aちゃ〜ん、なでなでの続きして〜」
「げ、元太さん///」
『よ〜しよ〜し、俺がしてやるよ〜ｗ』
いつになくAが照れていたのが気になるものの、俺の部屋に移動して３人で飲むことにした。
『松倉を残しておけばよかったな』
元「今から呼ぶかｗ」
『たぶん来るよなｗ』
ちょうど家に着いたところの松倉を呼び寄せておきながら、来るまでの間に酔いつぶれてふたりとも寝てしまったｗ
「まつくさん、申し訳ありません」
松「こいつらの世話ってマジ大変だよなｗ」
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作者名：みー | 作成日時：2020年11月23日 0時
