�ぃ� ページ49
(宮近side)
髪と服をくずさないよう首元にキスをしたり、抱き合っていたら湖上で花火がはじまってしまった。
Aはガバッと起き上がって、無邪気な笑顔で「テラス行こう！」と俺を引っ張った…色気たっぷりだったのに〜。
テラスのソファで花火を見る。隣にAがいる。俺は花火より、ずっとAを見ていた。
「きれいだね〜」
『うん、きれい』
「///ちゃんと花火、見て！」
『んぎゅっ』
視線に気づき顔を赤くしたAが俺の顔の向きをかえるので、肩を抱き身体を寄せた。
『真面目な話をしてもいい？』
「うん？？」
『Aと花火が見られてすごく嬉しい。Aさ、いつも自分のせいで俺に迷惑がかからないよう気をつけてくれるよね、ほんとありがとう。ついAとなんでもやりたいって欲張っちゃうけど、それがAを困らせることになってるよね。これからは気をつける。俺、最高の女性に出会えたと思ってる』
Aが顔をあげようとするから、頭をそっと抑える。
『恥ずかしいから///花火、見ててよ…。
Aのお母さんが“一緒にいられたら、どうなろうとも楽しめる”って言ってたのを思い出したんだ。ほんと、そうだよな。願いが叶えば何倍も嬉しいし、例え叶わなくてもAと一緒にいられればハッピー』
しばらく俺が話し続けるのをAはコクコクとうなずきながら聞いていた。
口を手でおさえて泣かないようにしているのがたまらなく可愛い。
いろいろ話しながら花火と身体を寄せたAを交互に見た。
花火が終わる頃、俺の視線はあるところにくぎ付けになっていた。
「花火、終わっちゃったね…きれいだったね。ん？？」
顔をあげ目が合ったAは俺の反応に不思議な顔をした。
『いや、Aさん…胸の谷間がめちゃくちゃセクシーなんだけどどんなブラしてんの？』
「はぁ？バカーーー！！！」
叫んで離れようとしたAの腕をすかさずつかみソファに押し倒した。
胸の谷間に顔をうずめたら背中をバンバン叩いてきたけど、痛くないもんねー。
肩のリボンをはずそうとしたところで…「ストップ！！！」
海「か〜〜い〜〜と〜〜」
友「既読つかないから行くのやめとこうって言ったんだよ〜」
恨めしそうな海人と苦笑いのるいちゃんが目に入った。
海「どんだけ待たせるんだよ！俺ら、腹ペコなんだよ！！」
『いや、まだAのブラ見てな…(パチーン)…イテーッ！』
暴走した俺はとうとうAにほっぺを叩かれた…。
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みー(プロフ) - もさん» コメントありがとうございます！とても励みになります。更新遅いですが、もう少し続けようと思いますのでよろしくお願いします♪ (2020年7月10日 0時) (
レス) id: 8ed4c8e750 (このIDを非表示/違反報告)
も - すごくすごく面白いです！何回も読み返してます！ちゃかちゃんも主人公ちゃんも可愛くて癒されてます！ (2020年7月8日 22時) (レス) id: 7a7cf89df3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みー | 作成日時：2020年5月27日 16時
