15日目 ページ39
先日はお弁当が好評で、海斗くんも『自慢の彼女』と喜んでくれたし嬉しい。
その流れで大きいお弁当箱もおねだりしちゃったw
海斗くんは明日夕方からの仕事なので、当然のように『泊まってくでしょ』とニコニコ。
私もすっかりその気になっていた。
『A、ベッドいこう』
「うん…」
『今日は…ピンクのチェック。可愛い…。当たり！』
海斗くんは私がどんな下着をつけているか見るのを楽しみにしている。
セクシー系か可愛い系かひとりで予測をたてているらしいw
「電気、消して///」
いつものようにしつこく胸を触られ、ムードも盛り上がってきたところで私のスマホがけたたましく鳴った。
着信の相手は[お母さん]
「ごめんね、ちょっとでるね。もしもし…どうしたの？？」
母「Aちゃん、今どこにいるの？？お父さんとケンカしたからAちゃんのアパートいったらいないし〜」
「えぇっっ！！うちにいるの！？」
ゴロンッ…ドスン！
『うわぁぁっ！！』
私がいきおいよく起き上がったせいで、海斗くんはベッドから転がり落ちた。
母はすぐに「彼氏のところなのね」と気付いた…。
とにかく母は家をでてきて、私のアパート近くにいる。
鍵をもってないし、すぐに帰ってきて！と泣きつかれた。
「海斗くん、ごめんね。まだ電車あるから今日は帰るね」
『こんな時間にひとりで帰るなんて危ないよ』
海斗くんはなかなかの心配性で[愛のかたまり]を地で行く人。
私が夜中にひとりで外に出るのを絶対に許さない。
しかも自分がそばにいる状況でなんてなおさら。
「大丈夫だよ、お母さんが駅にいるし」
『いや、ダメ。タクシーで帰ろう。俺もついていく』
深夜にふたりでいるところなんて見られたら、そっちの方がダメだってば〜。
「あと明日もお休みをもらうようかもしれない…」
『え〜。明日から俺、泊まりロケでしばらく会えないのに〜』
「たぶんしばらくはうちに泊めるようになると思うんだ。は〜、どうしよう〜」
身支度をはじめる中、渋い顔をしていた海斗くんが、
『A、お母さんにうちに来てもらおう！』
と唐突に言った。
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みー(プロフ) - もさん» コメントありがとうございます！とても励みになります。更新遅いですが、もう少し続けようと思いますのでよろしくお願いします♪ (2020年7月10日 0時) (
レス) id: 8ed4c8e750 (このIDを非表示/違反報告)
も - すごくすごく面白いです！何回も読み返してます！ちゃかちゃんも主人公ちゃんも可愛くて癒されてます！ (2020年7月8日 22時) (レス) id: 7a7cf89df3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みー | 作成日時：2020年5月27日 16時
