コネクト4[ARS] (ページ5)

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潤side
翔くんがジュータンを着陸させて、荷物を持って俺たちは鉱山の麓にある店に向かった。
翔「サラ。」
入り口から声をかけると、奥から背のすらっとした女性が出てきた。
ここの店の店主、サラだ。
サラ「みんな久しぶりね。
あ、あなたが新しいメンバーさん？」
サラがAに視線を向ける。
A「はい、オパールです。よろしくお願いします。」
サラ「あら、あなたも宝石の名前なのね。
私はサラ。よろしくね。」
雅「サラサラ！早く早く！」
サラ「はいはい。エメラルドは相変わらずね。」
翔「鉱山にはやっぱり行けなさそう？」
サラ「そうねぇ、今年は雪がひどくて。
訓練を受けてる人でもなかなか厳しいらしいの。」
翔「そうか。
じゃぁここの見せてくれる？」
サラ「もちろん。」
サラが店の奥に歩いていく。
その後ろをついて行きながらAに視線を向けると、きょろきょろと辺りを見回していた。
潤「魔法石店初めて？」
A「うん。いつもおばあちゃんにもらってたから。
見たことないのもいっぱい。」
魔法石はその効果も絶大だけど、見た目もすごく綺麗なものが多い。
魔道界ではドレスや装飾品に魔法石を使うこともよくある。
それぞれの石にいろいろな効果があるんだ。
A「潤くんはよく来るの？」
潤「メンバーの中では一番来てるかな。綺麗だし。」
A「そうなんだ。
山も行けたらよかったのにね。」
潤「また春になったら行けるよ。」
A「そうだね。」
少し離れたところでは、既に翔くんたちがサラと魔法石を見ている。
今日の目的のオーバークローも出されていた。