コネクト4[ARS] (ページ1)

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Aside
いくら待っても起きてこない潤くん。(苦笑)
時間も時間だし、ちょっと見に行くことにした。
A「・・・やっぱり掛けてる。
っていうか、時間間違ってるし。」
潤くんには睡眠コントロール魔法が掛かってたんだけど、セットされている時間は午後6時。
午前と午後間違えてる。
そりゃ起きないね。
A「じゅーんくん、起きてー。」
右手を握りながら魔法を解除すると、うっすら目が開いた。
潤「・・・あれ？A・・・」
寝ぼけながらぼんやり私を見る。
A「もう7時だよ。」
潤「・・・えっ！？」
A「時間掛け間違えてた。午後になってたよ。(笑)」
潤「あー、マジかー・・・」
昨日半分寝ながら掛けたんだろうね。
むくっと起き上がって、両手を伸ばして伸びをしてる。
潤「A、こっち来て？」
A「え？なんで？」
潤「傷。見せて？」
A「あっ。」
うわぁ、忘れてたー。
昨日怪我して潤くんに治してもらったんだった。
潤「逃げない。」
思わず後ずさった私の手を、潤くんが素早く掴む。
潤「見るだけ、何もしない。
俺は治癒魔法そこまで得意じゃないから確認するだけだよ。」
A「うん…」
潤「・・・ん、大丈夫そうだね。痛くない？」
A「平気。」
潤「ならいいけど。
あ、7時なんだっけ？あと30分しかないじゃん。」
時計を見て慌ててるのがなんか可愛い。(笑)
そんなこと言ったら「俺は可愛いなんて歳じゃない！」とかって怒られるんだろうから言わないけど。
A「じゃぁ、下で待ってるよ。」
潤「わかった。」
あの感じだと、二度寝はしないだろう。
潤くんって寝起きあんまりよくないのに、さっき私を捕まえた時は早かったなぁ。
それだけ心配してくれてるってことなのかな。
？「Aー！！」
A「はーい、今行くー！」
下から、まーくんの大きい声がして、急いで会談を駆け下りた。