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(また来てしまった…)
両親は現在アメリカに旅行中、彼女に小言を言う人はいない。
前回よりは随分と遅く来たが、もう来ないと心に決めた筈が、Aは彼、ブラバットの言葉が忘れられなかった。
元P4の姿を探すが見当たらない。今日は来ていないのか、前と同じようにドリンクを飲む。
視界の端にブラバットが他の人を占っている
目が合うと彼は笑顔で手を振った。Aは上手く笑顔で返していただろうか。
ホール内の時計の音がけたたましく鳴り響く。
今日は歌はないのか、と疑問に思ったAだが、遠くにいたはずのブラバットが彼女の真横に立っていた。
「やあ、来てくれたんだね！」
にこにことする彼に苦笑いを浮かべると彼は壇上のへ指をさし、注目するように言った。
壇上が急に明るくなったと思ったら、そこに立っていたのは彼女のよく知る4人で。
老若男女問わず皆から黄色い歓声を受けている
(突然出てきたと思ったら歌い出すし踊り出すし…どうしちゃったの…？)
確かに壇上の彼らはかっこいいとは思ったが、長年幼なじみだった彼らの初めて見る姿の驚きが優に上回るのでAは声すら出ない。
彼らが去ると、興奮を抑えきれない人々が頬を赤くしたまま会場を後にした。
そんな彼女にブラバットがそっと、着いてきて、耳打ちをした。
返事を聞く前に行ってしまった彼の背中を小走りで追いかける。
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Lolita(ロリィタ)(プロフ) - gn125さん» コメントありがとうございます。シエルの話は結構設定が濃いので作るか迷ったのですが、面白かったと言って貰えて嬉しいです！更新頑張りますね！ (2019年2月25日 7時) (
レス) id: b857b8dd65 (このIDを非表示/違反報告)
gn125 - シエルの話が面白かったし何より、書き方が好きです!更新待ってます! (2019年2月24日 22時) (レス) id: 1223e64b98 (このIDを非表示/違反報告)
Lolita(ロリィタ)(プロフ) - 栞羅さん» コメントありがとうございます。初のソーマ夢ですからそう言ってもらえて嬉しいです…！ネタが思い付き次第更新しますね！ (2019年1月18日 18時) (レス) id: dd507df12a (このIDを非表示/違反報告)
栞羅(プロフ) - ソーマのお話大好きです！更新頑張ってください！ (2019年1月17日 0時) (レス) id: 3e8d4c92cb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Lolita(ロリィタ) | 作成日時：2019年1月4日 22時
