コード・ブルー（ Ⅲ ） 9→10［前編］ (ページ21)

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しばらくして、Aや横峯、雪村も到着した。

『白石！…指示お願い。』

白石「倉科先生は藤川先生のいるC地点に、雪村さんは藍沢先生のいるA地点に向かって。

横峯先生はここに残ってのトリアージを」

『了解！』

雪村「はい！」

横峯「わかりました！」

そして、AはC地点に。

雪村は藍沢のもとへ行った。

B地点についた緋山たちは妊婦を診察していた。

緋山「藍沢、こっちに来られる？〈妊婦が頭部外傷で痙攣してる〉

藍沢「無理だ、こっちも骨盤骨折でパッキング始めてる」

緋山〈分かった〉

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藤川「倉科、おっせーぞ。そっちの女性見てくれ」

『うるさいな、オペ終わってきたから仕方ないでしょうが。

…あのひとか、

翔北救命センターの倉科です！聞こえますか？？』

Aは倒れている女性を診察した。

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藍沢のもとへも雪村が到着していて、治療をはじめていた。

ピチャ…ピチャ。

藍沢「？？」

藍沢は天井からの雫を気にしていた。

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白石「赤タグの人数は？」

消防隊長「もう1度現場に確認します」

白石「搬送トリアージして順位を決めてください」

一同「はい」

救急隊員「白石先生」

白石「はい」

救急隊員「赤タグエリアの患者です」

白石「ありがとうございます」

そのとき…

藍沢〈白石。聞こえるか？〉

白石「なに？」

藍沢〈地下水か何かが分からないが天井からにじみ出てる。建設業者に問い合わ...〉

ゴゴゴゴッ...

ガタガタ...

藍沢との無線が途切れた途端、強い揺れが上に来た

冴島「(まさか...。。)」

___私の大好きなチームは...

バラバラになってしまった___