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ひとまず、治療を終えて冴島と秋元はICUへと移動した。
藍沢「肺水腫は軽度だが、脳実質の腫れが強い」
藤川「…植物状態になる可能性もあるって事だろ」
藍沢「......」
藤川「なんでだろうな〜...今日に限って全部青だったんだよ。信号、いつも車で通勤してる道の。
俺たち、その時間だけなんだよ。
2人で落ち着いて話せるの。
だから今日、話そうと思ってたんだよ。そこで。
なのに、今日に限って全部青信号でさ...
スイスイ行けちゃうんだよ。
どう切り出そうって思ってるうちに病院着いちゃって」
藍沢「......」
藤川「1つでもどっか赤だったら...俺言えてたと思うんだ。
お腹の子のためにヘリを降りてほしいって」
雪村「秋元さん？
藍沢先生、秋元さん意識回復しています」
藍沢「...吐瀉物の中にカプセルが残ってた。完全に溶け切る前に吐き出したのが幸いしたな」
藤川「......なんで...。。
藍沢、倉科は…？」
藍沢「発作は落ち着いた。久々に大きな発作だったし、しばらく眠るだろう。」
藤川「そっか...。はるかに聞こえてたかな。倉科の声…、、」
藍沢「聞こえていてほしいな…」
看護師「秋元さんの奥様いらしゃいました」
奥様「(* . .)⁾⁾ﾍﾟｺｯ」
-*- -*- -*- -*- -*- -*- -*- -*-
その頃…Aは
HCUにいた。
白石「A…」
Aのそばには、ずっと白石がついていた。
すると…
？「A…！！」
誰かが慌ててHCUに走って入ってきて
Aのそばに駆け寄る
白石「！…新海先生！？」
新海「白石先生、すいません。妻が迷惑かけたみたいで…」
白石「妻！？」
新海「？どうしました？？」
白石「あ、いや…Aが結婚してたなんて…しかも、新海先生と…。。」
新海「あれ、言ってなかったのか…、まったく。
同僚にも言ってないなんてなんてやつだ。。
藍沢は俺が言ったから知ってるけど」
白石「びっくりです。w」
新海「救命、大変だったみたいですね。」
白石「ええ。」
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作者名：ﾌﾟﾘｨﾈ | 作成日時：2017年9月26日 20時
