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SIDE STORY 迷子の女の子 ページ43

これは、救命が患者が少なく

珍しく平和だった日のこと…。


スタッフステーションではフェローたちが
話していた。

上級医らはランチに出ている。




横峯「ねぇ、見て見て!」

雪村「なに?(-_-)」


横峯が雪村に話しかけながらスタッフステーションの外を指差す。


そこには…

黄色いワンピースを着た
小さな女の子がぽてぽてと、あるいていた。



女の子「…( *˙ ˙ *)」


女の子はまだ2歳ぐらいだろうか、まだ上手に歩けてない感じがとてもかわいい。


横峯「迷子かな?かわいいねぇ!!♡♡」

灰谷「お母さんとはぐれたのかな?」

名取「誰かに似てるような…」



雪村「どうします?上の先生たちみんないないし」


横峯「あのままじゃ、良くないよ!声かけに行こ!ね!」


といい、横峯は雪村を連れて女の子のもとへ




横峯「ねぇねぇ、こんなところでどうしたの?
ママとは逸れちゃった??」


雪村「…」


女の子「…?おねぇちゃんらち、だあれ?」


まだ舌っ足らずな話し方がなんともかわいい。


雪村「おねえさんたちは、ここでお仕事をしてるの。あなたはどこから来たの?」


横峯「おなまえいえるかな?」


女の子「あいら。 」


横峯「あいら、ちゃん?」


そう言うと、コクンと小さく頷いた。


女の子はうさぎのぬいぐるみを抱きかかえて
横峯と雪村を交互に見る。


雪村「なぁに?ニコ」


「おねえさん、かんごししゃん??」


雪村「すごいねぇ!そうよ、看護師さんよ?」


横峯「看護師を知ってるんだね。まだ2歳くらいに見えるけど…」


雪村「お母さんが看護師さんなのかも」


横峯「あいらちゃんはどうしてここに来たのかな?」


愛来「あいら、ママとパパ探しにきたの。」


横峯「ママとパパのお名前わかる?」


すると、首を振る。


雪村「ここでお母さんとお父さんが働いてるってこと?」



とりあえず、スタッフステーションで話を聞くことにした。




名取「あれ、連れてきたの?」


灰谷「誘拐はだめだよ!」


横峯「誘拐じゃないよ!保護したの!」


あいらちゃんは雪村に抱っこされたまま
名取と灰谷を交互に見る。


あいら「おにいちゃんたち、だあれ?」

雪村「おにいちゃんたちは、ここの病院のフェローだよ、?」


あいら「ふぇろー?」


横峯「お医者さんなの」


あいら「おいしゃしゃんなんだ!すごいね」


あいらは目を輝かせて笑う



この可愛さに一瞬でオチてしまったフェローだった

▽→←SIDE STORY 冴島のご機嫌



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作者名:プリィネ | 作成日時:2017年9月26日 20時

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