コード・ブルー（ Ⅲ ） 3→4 (ページ40)

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その頃…白石はレポートを書くのにまだ手間どっていた。

白石「......」

レポート...名取先生だけ...
名取先生のモチベーション...

白石は名取をジーっと見始めた。

すると、その視線に名取が気がつく。

名取「何ですか？」

白石「ううん...」

白石「名取先生って何でうちに来たの？」

名取「父親にここに行けって言われたから」

白石「、、そう..」

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一方、緋山は売店にいた。

いつものようにおにぎりを買っていたが
ふと、緒方のことを思い出し多めに買った。

緋山「まぁ朝ご飯だけじゃ足りないでしょ」

そして、緒方の病室へと向かうと…

緋山「おはよう、昨日のおにぎりをさ...」

緋山は病室に入った途端表情が凍りついた。

緒方「あ、緋山先生」

緋山「...」

そう、緒方のとなりにはきれいな女性がいたからだ

由希「お世話になっております。緒方の妻の由希です。」

緒方の妻はペコリと頭を下げた。

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その頃…、奏の病室では、、スタッフが慌ただしく走り回っていた。

奏は目を開いたまま、痙攣をおこしてしまっていた

新海「まずいな、脳圧亢進が限界まで来てる」

藍沢「緊急オペだ」

新海「ジアゼパム持って来て」

看護師「はい」

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それから少しして初療室でAのPHSが鳴る

着信は新海からだった。彼からコールなんて珍しいと思いながら電話に出る

『はいはい？え、藍沢を？

...緊急オペ？あ、なるほどね。
分かった、橘先生と白石に伝えとく。』

冴島「どうかした？」

冴島が心配そうに尋ねる。

冴島に言おうとしたとき橘が通りかかる。

『あ、うん。新海先生から…藍沢のことでね

あ、橘先生。藍沢が脳外の頃担当していた患者が急変したので緊急オペに入る事になったそうです』

橘「そうか...。
分かった、藍沢が戻ってくるまで何とか回すぞ。」

『そうですね。』

白石「天野さん緊急オペだって？」

『うん、でも藍沢と新海先生ならきっと大丈夫でしょ。』

白石「そうだね。」

『(…なにもなく無事にオペが終わればいいけど)』

と静かに考え込んでいたAであった。

★4話END★