コード・ブルー（ Ⅲ ） 3→4 (ページ26)

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緋山(頭痛い...)

緒方「あれ、二日酔い？
彼氏に振られたな？」

緋山「黙っててください」

緒方「眉間にしわ寄せちゃって
もっと、こう、笑顔で居たら？美人が台無しだよ？」

緋山「余計なお世話です。
静かにしててください」

緒方「ふっwははははww」

緋山「だから.…」

緒方の診察を終えた緋山は救命に戻る。

緋山「(頭痛い…)」

『あ、緋山緋山！こっちこっち…！ﾎﾞｿｯ』

緋山「あ、そっか…。」

エレベーターを降りた緋山はスタッフステーションの前からAに呼ばれ、走り出した。

橘「え～それでは...冴島くんと雪村くんから一言頂きたいと思います。

どうぞ」

冴島「子供や現場の事も考えて、ヘリは降りる事に決めました。

内勤だけになりますけど、産休に入るまで働きますので、どうぞよろしくお願いします」

藤川「悪いね、気を使わせちゃって」

とニヤけながら藤川が冴島のかたに手を置くが冴島はさっと払い除けた。

緋山「喜び過ぎ(笑)」

橘「はははww じゃあ、雪村くん。」

雪村「はい、冴島さんの穴は大きいと思いますがそれを感じさせないように頑張ります」

『大きく出たね笑』

白石「うんw」

挨拶が終わり、仕事を始めようとすると…

コールがなる…

白石「翔北救命センターです」

《いんばみなみ消防よりドクターヘリより、ドクターヘリ要請です》

橘「お～来たぞ～」

雪村「ヘリ、確認します」

今日のヘリ担当は橘、名取、雪村だ。

《印旛川の河川敷でバーベキュー中にカセットコンロが爆発
30代男性と8歳の子供が怪我をしてるとの事です》

雪村「ヘリ、okです」

白石「出動します」

町田『ドクターヘリ、エンジンスタート』

ヘリポートへ向かおうとする橘のPHSが鳴る。

【三井環奈】

橘は電話に出ると、表情が変わった。

橘「もしもし...分かった。

藍沢、すまんが代わりに行ってくれ」

藍沢「はい」

『何かあったんですか？』

橘「息子が急変した。

倉科、一緒に来てくれ。」

『はい。』

Aは橘と共に小児科へ向かった。

三井「優輔...大丈夫よ」

井上「内視鏡室はどうだった？」

看護師「いっぱいで入れません」

橘「どうした？」

三井「急にお腹が痛いって。
朝ほとんど食べられなくて心配してたんだけど」

Aは素早く診察する

『優輔くん、大丈夫？
井上先生、初療室に運びましょう。』

井上「急ごう」

看護師「ベッド出ます！」