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藤川は、冴島のそばに座り、何か話そうとしていた
藤川「妊娠してなかったら結婚しようと言ったかという質問についての答えだけど」
冴島「うん」
藤川「いや、俺ね...ずっと考えてたんだ。
…よく分からなかった」
冴島「はあ？」
藤川「分かんないよ、はるかが妊娠してなかった時俺が結婚したいと思ってたかなんて。
だってその時には戻れないし」
冴島「はぁ...(´-ι_-｀)」
藤川「いや、違うんだ。
俺は今の気持ちならハッキリ分かる。
......俺は、はるかと生きたい。」
冴島「(え…？)」
藤川「お腹にいる子供と3人で。
もっと増えるならそれもいい！
とにかくずっと、はるかと生きていきたい
だから...結婚してほしい。。」
そう言うと、冴島は瞳を少しうるませた。
藤川「これじゃ駄目かな…？」
冴島「...」
藤川「あれ？返事は？」
すると、冴島は一息ついてこう言った。
冴島「目を覚ました時、
私最初に誰の事を思ったと思う？」
藤川「俺？」
冴島「ふっwそれはないw」
藤川「えっ？何だよ。倉科とか？」
冴島「Aの事も思った。
でも、最初じゃない。
...赤ちゃん。 私とあなたの赤ちゃん」
藤川「...」
冴島「赤ちゃんの名前どうしよっか？」
藤川「どうしよっか」
藤川・冴島coupleも無事に仲直りできたのでした。
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白石が初療室に行くと…灰谷がいた。
白石「灰谷先生、今日は帰った方がいいよ」
灰谷「あっ...はい。あの...白石先生」
白石「ん？」
灰谷「すみませんでした」
白石「え？」
すると、藍沢も初療室へやってきた。
灰谷「僕、あの時患者さんの事も
倒れた冴島さんの事も考えられませんでした。
ただ、怖いって...怖くて。
倉科先生も怖かったはずなのに…」
白石「…」
灰谷「僕は臆病者なんです。
僕は医者に向いていません…、、」
藍沢「...」
『…』
もともと初療室で道具を片付けいたAも灰谷の声をこっそり聞いていた。
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作者名：ﾌﾟﾘｨﾈ | 作成日時：2017年9月26日 20時
