コード・ブルー（ Ⅲ ） 3→4 (ページ14)

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一方藍沢のもとには…

奏「藍沢先生！」

藍沢「？？」

奏「頭痛くなっちゃって」

藍沢「そうか」

奏「だから、早く手術しろってお父さんに怒られちゃった」

藍沢「…」

奏「ピアノを弾かない生活ってどんななんだろうね」

藍沢「俺には分からないな」

奏「私...生きていけるのかな...」

藍沢「...」

すると、藍沢のPHSが鳴った。

藍沢「はい...。！！」

-*- -*- -*- -*- -*- -*- -*- -*-

AはICUの、冴島のもとに来ていた。

冴島は意識が戻っていない。

もしかしたら、戻らない可能性もある。

『はるちゃん…、、待ってるからね。。

私をひとりにしないで、、。』

Aは冴島の手をギュッと握った。

少しの間手を握り、ICUを出た。

Aは渡り廊下から言い争いが聞こえてふと覗き見ると

窓際で秋元さんと奥さんが言い合っていた。

が、そのとき恐るべきことが起こった。。

秋元が、窓から飛び降りたのだ。

『秋元さん！！！！

(倉科)です！秋元さんが飛び降りたっ！

病棟1階に、大至急ストレッチャーお願い！』

連絡を取り、私は秋元さんのところへ走った。

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初療室に運ばれた秋元。

看護師「いきます」

「「「1.2.3」」」

白石「挿管する」

緋山「Aラインとって」

横峯「はい！」

灰谷「はい。」

『秋元さん、病棟の渡り廊下から飛び降りた。奥さんの目の前で』

シーン...

藍沢「...FASTしよう」

白石「誰か輸血オーダーして」

灰谷「あっ...」

名取「緊急度Ⅰで輸血オーダーします」

藍沢「大量出血だ、かなり溜まってる」

『これは、オペ室まで保たんね。』

藍沢「ここで緊急開腹だ」

緋山「誰かもう1人オペ入って...メガネ」

灰谷「は、はいっ。」

秋元のオペは、上級医は藤川以外の4人総出ですることになった。